英犯罪学者のジョック・ヤング(1942-2013)は2007年に著書『後期近代の眩暈』を出版している(翻訳は2008年出版)。SNSが本格的に普及する前に書かれた本だが、その後の社会を見通す上で示唆に富んでいる。 我々は社会問題を論じる際、排除されている人と富裕層などの包摂されている人々の二項対立で考えることが多い。しかしヤングによれば、問題はむしろ多くの人々が社会に包摂された多数派と思ってしまう点にあるという。以下ヤングの議論を概観しよう。 「私も一発逆転できるかも」という思考回路 言うまでもなく日本社会に生きる多くの人々が不安に苛まれている。不況やグローバル化などによる年功序列制度の実質的な崩壊や、非正規雇用が増大化し、未来に向けた見通しが立てづらい世の中だ。金銭による労働者のインセンティブ=動機づけが困難な社会において、職場環境の向上など、新たなインセンティブ獲得のための試行錯誤が求
神奈川県警が人工知能(AI)を使った取り締まりの新システム導入を検討していることが28日、県関係者への取材で分かった。犯罪や事故の発生を予測するなどして、捜査や未然防止に生かす。2020(平成32)年の東京五輪・パラリンピック開幕までの試験運用を目指し、県の30年度予算案に調査費を計上する。実現すれば、全国の警察で初の試みになるという。 県関係者によると、連続発生した事件の容疑者が同一かどうかを分析したり、容疑者の次の行動を予測したりするほか、事件事故が起きやすい時間帯と場所を確率で示すシステムの構築を目指す。予測された時間帯や場所をパトロールの順路に組み込むなどして、治安向上や迅速な対応につなげる考えだ。 大量のデータを基に自ら学習する「ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれる手法を採用。犯罪学や統計学の数式を学ばせ、過去に事件事故が起きた場所や時間、気象条件や地形などさまざまなデータ
神奈川県警が人工知能(AI)を使った取り締まりの新システム導入を検討していることが28日、県関係者への取材で分かった。犯罪や事故の発生を予測するなどして、捜査や未然防止に生かす。20年東京五輪・パラリンピック開幕までの試験運用を目指し、県の18年度予算案に調査費を計上する。実現すれば全国の警察で初の試みになる。 県関係者によると、連続発生した事件の容疑者が同一かどうかを分析したり、容疑者の次の行動を予測したりするほか、事件事故が起きやすい時間帯と場所を確率で示すシステムの構築を目指す。AIが予測した時間帯や場所をパトロールの順路に組み込むなどして、治安向上や迅速な対応につなげる考え。 大量のデータを基に自ら学習する「ディープラーニング(深層学習)」と呼ばれる手法を採用。犯罪学や統計学の数式を学ばせ、過去に事件事故が起きた場所や時間、気象条件や地形などさまざまなデータを取り込む。会員制交流サ
フランスのエマニュエル・マクロン大統領(2018年1月24日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / Fabrice COFFRINI 【1月25日 AFP】フランス国民議会(下院)は23日、公的制度において国民に「間違いを犯す権利」を認める重要条項を含む新法案を可決した。 新法案はエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が、昨年の大統領選中に掲げた改革の一環で、公的制度上、国民が違反を犯しても、初めて犯す違反で故意でない場合は、自動的に罰することをなくすというもの。故意の違反かどうかの証明義務は国側が負う。 仏政府は同条項について「信頼できる社会に仕える国家」を目指す新法の要石だとしている。 採決についてジェラルド・ダルマナン(Gerald Darmanin)行動・公会計相はツイッター(Twitter)に「管理する側と管理される側の関係に革命が起こった」と投稿
米Appleは1月23日(現地時間)、同社の音声アシスタント「Siri」を搭載したスマートスピーカー「HomePod」を2月9日に米国、英国、オーストラリアで発売すると発表した。価格は349米ドル。1月26日からオンラインで予約を受け付ける。 2017年6月に同社が発表した新製品。同年12月に発売予定だったが延期していた。今春にはフランスとドイツでも発売するという。日本は未定。 ユーザーが「Hey,Siri」と話しかけると反応する。ニュース、スポーツ、交通情報、天気を読み上げたり、メッセージの送信、Homekit対応家電などのコントロール、音楽配信サービス「Apple Music」と連携して音楽再生などができる。 iPhone 6と同じA8プロセッサ、7つのツイーター、1つのウーファー(4インチ)を搭載。置き場所の状況に適した音響特性に自動調整できる仕組みを備える。高さは約7インチ。カラー
ただし、今のところGoogle Homeでの朗読が可能なのは英語設定のGoogleアシスタントのみ。「Ok Google, read my book」と命令すると、購入してライブラリに保存したオーディオブックを朗読する。 Googleアシスタントでの朗読機能が使えるようになると、途中までGoogle Homeで朗読してもらった本の続きを「Googleアシスタント」搭載のAndroid/Android Wear/iOS端末やChromecast、Android Auuto、ノートPCのWebブラウザで朗読させることもできる。 また、タイマー機能で朗読時間を設定できる。例えば寝る前に「20分で朗読を止めて」と指定できる。 日本ではGoogle Playストアのオーディオブックコーナー開設を記念して、期間限定の500円均一セールを実施中だ。例えば山形浩生氏による翻訳の「不思議の国のアリス」も50
「エルサゲート」動画の日本版(?)が続々報告されている 先日からお伝えしている「エルサゲート」についての話題が反響を呼んでおります。わたしのところにも日本のメディアから問い合わせが来たりしています。 www.from-estonia-with-love.net わたしが紹介した時点では「エルサゲート」については日本ではほとんど知られていなかったので、海外メディアを参照しての情報のみで最初の記事を書きました。そのため「英語圏など海外で話題になっているが、いまのところ日本ではこのような騒動は起きていないようだ」という旨のことを書いてしまっていたんですよね。 しかしこの「エルサゲート」について日本に話題になってから、おそらく小さなお子さんをお持ちのご家庭の方からの「日本の子どもを対象にしていると思われる不気味な動画も結構たくさんある」という声がいくつかあがっていることに気づきました。 しつこくて
「不適切な子供向け動画」をめぐる問題が、このところネットで人々の関心を集めている。話題となっている動画は、エルサやスパイダーマン、ペッパピッグなど人気アニメのキャラクターを二次加工したもので、バイオレンスやホラー、ポルノといった有害なコンテンツに満ち溢れている。北京文化市場行政法律執行総隊は22日に緊急通知を出し、「不適切な子供向け動画」に対する取り締まりを求め、不適切であると判断された関連コンテンツを全てネット上から削除するよう求めた。 ●北京市、「不適切な子供向け動画」の緊急取締りをスタート 「通知」によると、各動画サイトは直ちに、アニメーションや子供向けドラマ、コスプレドラマ、フィギュアドラマ、子供向けゲーム解説動画などを含むあらゆる未成年者向け動画作品の内部調査を行い、不適切なコンテンツを発見した場合、全て削除しなければならないとしている。 また、「通知」では、「各サーチエンジンは
<※写真は本文とは関係ありません> 「エルサゲート」動画の製作に携わった人物による告発?? 当ブログでもこれまでに2回取り上げた「エルサゲート」(児童向けコンテンツを装って子どもたちに精神的ショックを与えるおそれのある映像を混ぜ込んだ動画がYouTubeに大量にアップロードされている騒動)ですが、どうやらまた動きがあったようなのでお知らせしますね。 その前に、「Reddit(海外の掲示板)にエルサゲート動画の製作に携わったという人物からの告発が掲載されていた」という旨の記事が話題になっているようなので、少し触れておきます。 co-sodate.com 上の記事なかで日本語訳されているエピソードはまるで短編ホラー小説ですね。しかし原文が投稿されていたのは Reddit 内の「nosleep」というボードで、一見した限りこれはホラー系のネタをシェアし合うための場所のようです。したがってこの告発
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