cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
不妊治療での経験から、割り切れない感情を抱いている今回の相談者。不妊治療とがん治療の共通点から、奇跡と希望について幡野広志さんが答えます。 ※幡野広志さんへ相談を募集しています。専用フォーム(匿名可)からご応募ください。 31歳のとき、不妊治療の末に授かった男の子を死産しました。 体外受精まで進んでも結果が出ないなかでの自然妊娠でした。 その後、仕事をやめて治療に専念しましたが、妊娠することはできないまま、35歳になりました。治療期間は8年、費用はトータルで1000万にも及び、そろそろ終了しなければならない、すべてやり尽くしてしまった、そんな気持ちです。 精神的にも疲れました。ここまでなんだか色々なものを失いました。 喪失感を、治療を頑張ることで、先への希望で埋めてきたのです。 夫との仲は良好で、この先2人でもやっていける、と言ってくれます。 でもなかなか元気が出ず、今でも塞ぎ込むことが多
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