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  • 生成AIからあなたの画像を守る、最新AIツール

    生成AIによるディープフェイク被害が懸念される中、画像の改変を防ぐ技術が登場している。ただ、問題はテック大手やソーシャルメディア・プラットフォームが採用するかどうかだ。 by Melissa Heikkilä2023.09.08 3 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 今年の初め、生成AIによって人々の画像を操作することが驚くほど簡単になったことを知った私は、ソーシャルメディア・アカウントのプライバシー設定を最も厳しく設定し、フェイスブックやツイッター(X)のプロフィール写真を自分のイラストに差し替えた。 ステーブル・ディフュージョン(Stable Diffusion)を基にした画像編集ソフトウェアや、さまざまなディープフェイク・アプリで実際に遊んでみて分かったからだ。ツイッターから抜き出した顔写真と数回のクリック、それにテキスト・プロンプト(指示テキスト)を使って、

    生成AIからあなたの画像を守る、最新AIツール
  • 脳データを活用した治療、プライバシーをどう考えるべきか?

    脳に埋め込んだ電極から脳の状態を読み取り、必要に応じて電流を流して刺激する治療法の研究が進んでいる。だが、電極から読み取ったデータが治療のためだけに使われるとは限らない。脳のデータの使用方法、保護方法についても考え始めることが重要だ。 by Jessica Hamzelou2023.04.03 2 3 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 今回の記事は、ポルトガルのリスボンからお届けする。脳刺激に関する学会に出席するためだ。神経学者、脳神経外科医、精神科医、そして倫理学者が集まり、磁気または電気のパルスを用いて脳の働きを変える技術の最新動向について議論している。 脳刺激ツールには、頭に端末をかざすだけのものもあれば、頭蓋骨に穴を空けて針のような電極を脳の奥深くに埋め込むものもある。こうした両極端な手法の中間にも、さまざまな手法が存在している。その仕組みについて、そしてど

    脳データを活用した治療、プライバシーをどう考えるべきか?
  • 中国テック事情:チャットGPT対抗馬が失望から希望に変わった理由

    バイドゥ(百度)が3月に発表した大規模言語モデル「アーニーボット(Ernie Bot)」の出来は中国人を失望させ、同社の株価は下落した。だがその後、評判はやや持ち直しているようだ。その理由とは? by Zeyi Yang2023.04.05 3 3 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 中国の大手テック企業であるバイドゥ(百度)は3月16日、大規模言語モデルの「アーニーボット(Ernie Bot)」を発表した。中国から初めて登場した「チャットGPT(ChatGPT)」の対抗馬だ。今年になって開催されたイベントの中で、中国のテック界からもっとも注目されているものだと思ったものの、開催は米国時間の午前3時。起きているのは無理だったので、翌朝、録画で会見を見ることにした。 私が記者会見の録画を見るころにはすでに、バイドゥの発表に対し、圧倒的な失望の波が押し寄せていた。アーニー

    中国テック事情:チャットGPT対抗馬が失望から希望に変わった理由
  • ニューロテクノロジー高まる期待、「侵襲的」の線引きは?

    うつ病などの治療を目的に、さまざまなニューロテクノロジーの手法が研究されている。脳を切開して電極を埋め込む方法は「侵襲的」とされる一方で「非侵襲的」とされる治療法は当にすべてが非侵襲的ではないのだろうか。 by Jessica Hamzelou2023.03.31 1 2 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 脳内の状態を読み取り、その機能に手を加えたり、神経回路を変化させたりすることができる多種多様な「ニューロテクノロジー」が存在する。 それには、脳外から作用するため「非侵襲的」とされる治療法も多く含まれる。しかし、頭蓋骨に穴を開けずとも人の精神にまで働きかけることができるとしたら、その治療法は当に非侵襲的なのだろうか? それは最近、私の頭の中を占めてきた疑問だ。1つには、ノースカロライナ州ダーラムにあるデューク大学の法学・哲学教授であるニタ・ファラハニーの『Th

    ニューロテクノロジー高まる期待、「侵襲的」の線引きは?
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2023/03/31
    “脳画像技術を使って、人の思考や政治的傾向を検知したり、囚人の再犯可能性の高さを予測したりしようと試みてきた。私からすると、これらはかなり「侵襲的」なものに思える。”
  • ついに登場の「GPT-4」をどう使う? 活用アイデアをまとめてみた

    オープンAIが新たに公開した大規模言語モデル「GPT-4」は、世界中を驚かせた「チャットGPT」以上に自然な受け答えを見せて、人々をさらに驚かせている。そのGPT-4を各界の専門家が、それぞれ独特な方法で活用し、その様子をネットに公開している。いくつか紹介しよう。 by Melissa Heikkilä2023.03.29 4 31 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 先週は大騒ぎだった。人工知能AI)業界の先端を走る複数の企業がそれぞれ製品を大々的に発表した。グーグルは開発者向けに大規模言語モデル「パーム(PaLM:Pathways Language Model)」の機能を提供するAPIを公開し、AIスタートアップのアンスロピック(Anthropic)はAIアシスタントの「クロード(Claude)」を発表した。だが、それらすべてを隅に追いやる発表があった。オープン

    ついに登場の「GPT-4」をどう使う? 活用アイデアをまとめてみた
  • AI画像生成モデルに根強く残る「バイアス」、確認ツールが登場

    DALL-E 2やステーブル・ディフュージョン(Stable Diffusion)といった人気のAI画像生成モデルは、有害なバイアスやステレオタイプを反映した画像を生成してしまうことがある。これらのモデルのバイアスを検知するオンライン・ツールが登場した。 by Melissa Heikkilä2023.03.28 3 17 人気の画像生成モデルは、有害なバイアスやステレオタイプを増幅しがちであることで知られている。だが、その問題がどのくらい大きなものなのか、これまで明確には分かっていなかった。このほど登場したインタラクティブなオンラインツール群を使えば、自分の目で確かめることができる。 このツール群は、AIスタートアップ企業ハギング・フェイス(Hugging Face)とドイツのライプツィヒ大学の研究者が開発したもので、詳細は査読前論文(プレプリント)で説明されている。ステーブル・ディフュ

    AI画像生成モデルに根強く残る「バイアス」、確認ツールが登場
  • 大規模言語モデルのバイアス問題に「自己修正」の可能性

    大規模言語モデルの出力にバイアスが含まれていることが問題となっている。あるAIスタートアップの研究によると、単純な自然言語の指示で大規模言語モデルを操作することで、有害性の低いコンテンツを生成できるという。 by Niall Firth2023.03.27 15 16 大規模言語モデルは有害なバイアスを吐き出すことで知られている。人間が作り出した大量の不愉快なコンテンツで訓練を受けるせいだ。 しかし、モデルに十分な大きさがあり、人間がモデルの訓練を支援した場合、モデルはそのバイアスの一部を自己修正できる可能性がある。驚くことに、人間は要求するだけでいい。 これは、オープンAIOpenAI)の元メンバーが設立した人工知能AI)企業であるアンソロピック(Anthropic)の実験からわかったことで、未査読論文の中で説明されている。アンソロピックは、人間のフィードバックによる強化学習(RLH

    大規模言語モデルのバイアス問題に「自己修正」の可能性
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2023/03/30
    “研究チームは、ステレオタイプに依存して回答してはいけないとモデルに促すだけで、その出力に劇的なプラスの効果があることを発見した。”
  • サイケデリックス薬は脳にどう影響?自然言語処理で探る新研究

    マギル大学の研究チームは、薬物使用経験者の体験談の大量の文書を自然言語処理で分析することで、薬物が脳に及ぼす影響を特定しようとしている。精神疾患を治療するより良い医薬品の開発につながるのだろうか。 by Jessica Hamzelou2022.03.23 4 2 サイケデリックス医薬品(幻覚剤)は長らく、うつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患の治療薬として注目されてきた。しかし、これらの物質が私たちの脳に実際にどのような影響を与えるかについては、ほとんど分かっていない。どのように機能するかを理解すれば、その潜在能力を引き出すことができるかも知れない。 人工知能AI)を使って、サイケデリックス医薬品が脳に及ぼす影響を解明しようとしている科学者もいる。モントリオールにあるマギル大学の研究チームは、音声アシスタントや検索エンジンで使われている自然言語処理を用いて、薬物使用者

    サイケデリックス薬は脳にどう影響?自然言語処理で探る新研究
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2023/03/30
    “研究チームは、薬物使用経験者の体験談の大量の文書を自然言語処理で分析することで、薬物が脳に及ぼす影響を特定しようとしている。”
  • 「魔法の薬」は効くか? バブル化する幻覚剤研究への期待と批判

    幻覚剤の研究が注目を浴びている。うつ病や不安症などの精神疾患に加えて、最近では「肥満の治療に効く」との論文も発表された。期待の一方で、過剰な「宣伝バブル」との批判も多い。 by Jessica Hamzelou2023.03.25 2 2 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 ここ5年ほど、ほぼ毎週のように、私のメールの受信箱には、幻覚剤の潜在的なメリットについての研究、コメント、プレスリリースが届いている。 感覚を変容させ、幻覚を引き起こす作用を持つ幻覚剤は、私たちの世界の体験を変えてしまう薬剤だ。だが、「新たな考えを受け入れやすい状態」や「意識の拡張」など、より定義の難しい体験を引き起こす作用もある。 シロシビンやLSDなどの幻覚剤の評価は過去70年ほどの間に、ジェットコースターのように大きく上下してきた。メディアによる報道内容をたどると、登場時には興奮を呼びつつも

    「魔法の薬」は効くか? バブル化する幻覚剤研究への期待と批判
  • 遺伝子編集が救えるのは 「金になる」病気だけなのか

    Forget designer babies. Here’s how CRISPR is really changing lives 遺伝子編集が救えるのは 「金になる」病気だけなのか 遺伝子編集ツール「クリスパー(CRISPR)」を利用して遺伝性疾患を治療する臨床研究が進んでいる。年内にも米国で最初の治療法が承認される可能性があるが、商業的な動機から、対象疾患が著しく偏っている。 by Antonio Regalado2023.03.16 2 7 遺伝子編集ベビーを生み出した中国人研究者、賀建奎(フー・ジェンクイ)のことはもう忘れよう。その代わりに、遺伝子編集について考えるときは、鎌状赤血球症が治癒したというアフリカ系米国人女性、ヴィクトリア・グレイのことを思い浮かべよう。 3月6日から8日にかけて、英国ロンドンで、第3回ヒトゲノム編集国際サミット( International Summ

    遺伝子編集が救えるのは 「金になる」病気だけなのか
  • カルティエ、ティファニーが「AR試着」に取り組む理由

    カルティエとティファニーは、Z世代のユーザーが多いデジタルプラットフォームで、高級品を試着する拡張現実(AR)キャンペーンを実施している。将来における購入に結びつけるのが狙いだ。 by Tanya Basu2023.03.23 2 6 最近、ほのかな明かりの中で金属とダイヤモンドが輝くのを見ながら、カルティエの腕時計「タンク」とティファニーのブレスレットをたくさん試着した。店に行ったわけではない。私がいたのはベッドの中だ。裸足でスウェットパンツを履いたまま、スナップ(Snap)の拡張現実(AR)体験を利用して、手首にジュエリーを着けた様子を確認したのだ。 カルティエとティファニーのARキャンペーンは、スナップがバーチャル試着体験を使って両ブランドと実施しているコラボレーション・シリーズの最新作である。Z世代に高級品の購入を促すのが狙いだ。ちなみに、カルティエのタンクは2790ドルから、ティ

    カルティエ、ティファニーが「AR試着」に取り組む理由
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2023/03/24
    “Z世代に高級品の購入を促すのが狙いだ。ちなみに、カルティエのタンクは2790ドルから、ティファニーは最安値の「ロック」バングルが6900ドルである。”
  • グーグル、チャットGPT対抗の「Bard」を米英で一般公開

    グーグルは3月21日、チャットGPTやビング・チャットに対抗する「バード(Bard)」を米国と英国でローンチした。ユーザーのフィードバックを得て、検索体験に不可欠な存在に育てたい考えだ。 by Will Douglas Heaven2023.03.22 5 15 検索最大手のグーグルは、オープンAIのチャットGPT(ChatGPT)とマイクロソフトのビング・チャット(Bing Chat)への対抗策として、バード(Bard)をローンチした。ビング・チャットと異なり、バードは検索結果を参照するものではない。バードが返すのは、すべてモデル自身が生成した情報である。だが、ユーザーのブレイン・ストーミングを支援し、質問に回答することを目的として設計されている点は同じだ。グーグルは、バードを同社の検索体験に不可欠な存在に育てたい考えだ。 記者は3月20日、グーグルのロンドン・オフィスでデモを見せてもら

    グーグル、チャットGPT対抗の「Bard」を米英で一般公開
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2023/03/24
    “チャットGPTとの最大の違いは、応答ごとに3つのバージョンを生成することだろう。これをグーグルは「ドラフト」と呼んでいる。”
  • バイドゥCEOはなぜ「不完全」な中国版チャットGPTを発表したのか

    バイドゥが「チャットGPT(ChatGPT)」の競合となる「アーニー・ボット(Ernie Bot)」を発表した。同社CEOは、完璧ではないと語っており、準備不足は否めない。それでも発表を急いだ事情がある。 by Zeyi Yang2023.03.18 1 3 バイドゥ(Baidu)のロビン・リー共同創業者兼最高経営責任者(CEO)は3月16日、北京で、同社の新しい大規模言語モデル(LLM)である「アーニー・ボット(Ernie Bot)」を紹介するステージに立った。バイドゥの画像作成AIが作り出したアートと一緒に登場したリーCEOは、数学の問題を解く、マーケティングのコピー文を書く、中国文学についての質問に答える、マルチメディアの応答を生成するなど、チャットボットの機能をいくつか披露した。 バイドゥは数カ月前から、アーニー・ボットの3月中旬の公開を計画していた。だが、オープンAI(OpenA

    バイドゥCEOはなぜ「不完全」な中国版チャットGPTを発表したのか
  • 中国テック事情:中国でもチャットGPTバブル、成功者は出るか?

    中国でも「チャットGPT」は大きな話題となっている。この熱狂は、中国企業によるAIチャットボット開発を期待する声を呼んでいるが、現時点では難しいと言わざるを得ない。中国企業によるチャットGPTの模倣品の実現を阻む障壁がいくつかあるからだ。 by Zeyi Yang2023.03.08 1 6 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 時々、誰もが夢中にさせられるものがある。2月中旬の中国のテック界では、チャットGPT(ChatGPT)がそれだった。 おそらく旧正月だったため、あるいは現在の中国ではチャットGPTを利用できないためだろう。2カ月以上遅れで中国でもやっとこの自然言語処理チャットボットの人気に火がついた(チャットGPTを開発したオープンAIOpenAIは、「特定の国は我々のミッションと一致する方法で運用するのが困難または不可能な状況にある」ため、中国では運用して

    中国テック事情:中国でもチャットGPTバブル、成功者は出るか?
  • 遺伝子組み換えメダカ持ち出し、文科省が東工大に厳重注意

    東京工業大学は、同大学の施設で飼育されていた遺伝子組み換えメダカが、元学生によって不法に一般環境中へ持ち出され、文部科学省から厳重注意を受けたことを発表した。同大学によると、当該遺伝子組み換えメダカの取り扱いは、遺伝子組み換え魚を扱う際の拡散防止措置としては最もレベルの低いもので、毒素生産性などの有害性や病原体の感染性はないとしている。 今回、持ち出しが確認されたのは、イソギンチャクモドキに由来する遺伝子が導入されたミナミメダカであり、ピンク色に蛍光発色する。昨年3月、都内で開催されたイベントにおいて、遺伝子組み換えの疑いのあるメダカが販売されていたと環境省および警視庁に通報があり、遺伝子組み換えミナミメダカが承認を得ずに学外に持ち出されて飼育され、個人間で譲渡されていたことがわかった。 同メダカが飼育されていた淡水魚飼育施設では入退室管理などの対策が取られていた。だが、元学生は以前、遺伝

    遺伝子組み換えメダカ持ち出し、文科省が東工大に厳重注意
  • 生成AIはユーザーに告知を、オープンAIなど10社が自主ガイドライン

    生成AI(ジェネレーティブAI)の一大ブームの中、生成AIコンテンツに関する自主ガイドラインにオープンAIなど10社が署名した。AIが生成したコンテンツを使用する場合にはユーザーに告知するよう求めている。 by Melissa Heikkilä2023.03.03 14 20 オープンAIOpenAI)、ティックトック(TikTok)、アドビ、BBC、マッチングアプリのバンブル(Bumble)など10社が、人工知能AI)生成コンテンツを責任を持って構築、作成、共有する方法を示した新しい一連のガイドラインに署名した。 このガイドラインは、オープンAIなどの生成AI(ジェネレーティブAI技術の開発元と、BBCやティックトックといった合成メディア・コンテンツの制作者・配信元に対する呼びかけとなっている。生成AI技術にできること・できないことを明確にすること、生成AIによって作られたメディア

    生成AIはユーザーに告知を、オープンAIなど10社が自主ガイドライン
  • 臓器と引き換えに刑期短縮、米マサチューセッツ州の法案が物議

    臓器移植用の臓器や骨髄を提供することで、囚人の刑期を短縮するという改正法案が米国マサチューセッツ州で提出された。臓器提供者の増加が狙いだが、医学的・倫理的な問題点が指摘され、物議を醸している。 by Jessica Hamzelou2023.02.21 3 5 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 人間の臓器にはどれほどの価値があるのだろうか? こんなことを考えるようになったのは、囚人が身体の一部を提供することを引き換えに刑期を短くするという衝撃的な改正法案が、米国マサチューセッツ州で提出されたことを耳にしたからだ。 そう、この法案が可決されれば、臓器あるいは骨髄を提供した囚人は、刑期が60〜365日間短縮される可能性があるのだ。 法案の共同提案者の1人によると、潜在的な臓器提供者の数を増やせることが利点に挙げられるという。臓器が極端に不足しているのは事実だ。米国だけで

    臓器と引き換えに刑期短縮、米マサチューセッツ州の法案が物議
    Seiji-Amasawa
    Seiji-Amasawa 2023/03/04
    “そう、この法案が可決されれば、臓器あるいは骨髄を提供した囚人は、刑期が60〜365日間短縮される可能性があるのだ。”
  • 解説:空前のブーム「チャットGPT」はどこから生まれたのか?

    2022年12月に登場した「チャットGPT」は大きな反響を呼び、ユーザー数は瞬く間に1億人を超えた。とはいえ、チャットGPTの技術はまったくの新技術ではなく、既存の技術を改良したものだ。あらためて解説する。 by Will Douglas Heaven2023.02.24 10 40 サンフランシスコに拠点を置くオープンAIOpenAI)が12月に公開したチャットボット「チャットGPT(ChatGPT)」は、ほぼ一夜にして爆発的に話題を呼び主役となった。チャットGPTは、サービス開始からわずか2カ月後の2023年1月に、ユーザー数が1億人に到達した。史上最も急速に成長しているインターネット・サービスだという推定もある。マイクロソフトはオープンAIに100億ドルを投資し、マイクロソフト・オフィスと検索エンジンの「ビング(Bing)」にこの技術を組み込んでいる。検索を巡る戦いで再び表舞台に出

    解説:空前のブーム「チャットGPT」はどこから生まれたのか?
  • フォードがLFP電池を26年から米国生産、EVは安くなるか?

    フォードは電気自動車(EV)向けのリン酸鉄リチウムイオン電池を生産する米国初の工場を2026年に稼働させる。充電速度の向上と寿命の延長を実現する同電池は、EVの選択肢を広げ、価格低下にも貢献しそうだ。 by Casey Crownhart2023.02.27 2 12 新しい電池が米国にやってくる。 フォード(Ford)は2月13日、ミシガン州に新工場を建設し、自社の電気自動車(EV)用のリン酸鉄リチウムイオン電池を生産する計画を発表した。新工場建設には35億ドルの費用を見込み、2026年に稼働を開始する予定だ。完成すれば、米国でリン酸鉄リチウムイオン電池を生産する最初の工場となる。 ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事は、工場建設計画を発表する記者会見で「重大な出来事です」と述べた。電池の選択肢が広がることで、フォードは「より多くのEVをより迅速に製造し、最終的にはより手頃な価格で

    フォードがLFP電池を26年から米国生産、EVは安くなるか?
  • リュウグウの試料からアミノ酸などを検出=「はやぶさ2」チーム

    小惑星リュウグウ探査機「はやぶさ2」の可溶性有機物分析チームは、同探査機が持ち帰った試料を主に溶媒で抽出することにより、含まれる可溶性有機分子を分析。炭素(C)と水素(H)、窒素(N)、酸素(O)、イオウ(S)を含む組成からなる有機分子が約2万種含まれていることを明らかにし、アミノ酸やカルボン酸、アミンのほかに芳香族炭化水素類などを検出した。 リュウグウをはじめとするC型小惑星(炭素系の物質を主成分とする小惑星)に豊富に存在する始原的な炭素質コンドライトにはアミノ酸を含む様々な可溶性有機分子が含まれており、生命の誕生につながる前生物的有機分子を初期の地球や他の天体に供給した可能性がある。 研究チームは、はやぶさ2の1回目のタッチダウン・サンプリングで得られたリュウグウ表面試料に含まれる有機分子を日米欧の研究チームで分析。アミノ酸やアミン、カルボン酸、芳香族炭化水素、含窒素環状化合物など種々

    リュウグウの試料からアミノ酸などを検出=「はやぶさ2」チーム