こんばんは。 楠木建さんが定義する「幼児性」の二つ目 本来は個々人の「好き嫌い」の問題を手前勝手に「良し悪し」にすり替えてわあわあ言う。 についてお伝えしています。 続く文章を見ていきましょう。 本当は世の中の九割は「好き嫌い」でできています。にもかかわらず、それを勝手に良し悪しの問題だととらえてしまうので、「大学院に通ったって意味がない」とか、評価したり意見を言いたくなったりする。 「好き嫌い」は楠木建さんのお考えの中心をなす言葉の一つです。この言葉をタイトルにした著作が数多く出されていることからも、そのことがわかります。 『「好き嫌い」と経営』 東洋経済新報社 (2014/6/27) 『「好き嫌い」と才能』 東洋経済新報社 (2016/4/22) 『すべては「好き嫌い」から始まる』 文藝春秋 (2019/3/29) 一見、経営と好き嫌いなんて関連がないように思えますよね。 経営者たるも