【ニューデリー=黒沼勇史】インド洋の島国モルディブが中国への依存を強めている。インフラ整備で「カネ」と「ヒト」を中国に頼り、2017年12月に結んだ「中モルディブ自由貿易協定(FTA)」により「モノ」の流入も一気に増える見通し。"蜜月"の代償は対中債務の膨張だ。借金の返済が滞れば、中国による実質的な「支配力」が高まりかねない。「少なくとも僕らにとって良い協定だと思う。魚が売れる」。モルディブ最
政府は米国が離脱した環太平洋経済連携協定(TPP)について、米国以外の10カ国と現行の枠組みを維持する方向で調整に入る。米国抜きの協定を作り直す必要があるが、日本側は関税や通商ルールなどすでに合意した中身は変えない方針。米国のTPP離脱(総合2面きょうのことば)を機に内容見直しを求める国もあるため、5月から11カ国での合意へ向け説得を始める。政府は11カ国が5月2~3日にカナダで開く首席交渉官
【シドニー=共同】ニュージーランドのイングリッシュ首相は23日のラジオ番組で、トランプ米政権による環太平洋経済連携協定(TPP)離脱表明に対し「TPPが死んだとは思っていない」と強調した。「代替案に取り組んでいる」とも述べ、米国抜きのTPPの可能性などにつ
【メキシコシティ=丸山修一】メキシコ政府は22日、ペニャニエト大統領がカナダのトルドー首相と電話協議したと発表した。ペニャニエト氏は両国関係の重要性や、米国を加えた3カ国間の自由貿易や投資の促進を強調。北米の経済統合を今後も推進していくことで一致したという。(1面参照
【ワシントン=吉野直也】トランプ米大統領が最初の外国首脳との会談にメイ英首相を選んだのは、米英の自由貿易協定(FTA)交渉を加速させる狙いからだ。就任初日となった20日には環太平洋経済連携協定(TPP)の離脱と北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を早々に表明した。米英首脳会談は世界の多国間交渉の枠組みに影響を与える可能性がある。(1面参照)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く