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インドのテクノロジー中心都市ベンガルールで2014年12月に行われたホームパーティーに参加した当時セコイア・インディアのアナリスト、アンキティ・ボース氏は、隣にいた参加者の1人と会話を始めた。これが今や企業価値10億ドル(約1100億円)に迫るシンガポールのオンライン衣料販売企業ジリンゴの始まりだった。 当時23歳のボース氏の会話の相手は、24歳だったソフトウエアエンジニアのドゥルブ・カプール氏。両氏が互いに補い合えるスキルを持ち合わせ、起業に対し同じような野心を抱いていたことに気付くのに時間はかからなかった。その4カ月後、2人は仕事を辞め、貯蓄から3万ドルずつを出し合いオンラインで衣料販売のプラットフォームを提供するジリンゴを設立した。
米インターネット通販大手、アマゾン・ドット・コムが東南アジアに進出した。シンガポールに域内初の配送センターを設け、日用品などに絞って「2時間配送」といった速さを前面に打ち出した。東南アジアでは中国最大手のアリババ集団が地元の有力ブランドを買収し、一足先に攻略に乗り出した。巨大市場の米中でノウハウを蓄えた両雄が成長市場で激突する。7月27日午前、アマゾンが開設したシンガポール西部の配送センターで
ニールセンは8月26日、世界60の国と地域の消費者3万人以上を対象に実施した「Eコマースに関するグローバル調査」の結果を発表した。 調査によると、映画、ライブ、展覧会やスポーツの試合といったイベントのチケットと共に、旅行サービスが東南アジアで最も広く購入されている商品であることがわかった。 なかでもシンガポール人は、航空券やツアー・ホテル予約のオンライン購入意向が世界で最も高く、イベントチケットでも2位にランク入りした。シンガポール人の10人中約7人が今後6カ月の間にオンラインでの航空券購入(70%)とツアー・ホテル予約(69%)を予定している。 マレーシア人のオンライン購入意向も高く、ツアー・ホテル予約で2位、航空券とイベントチケットで3位となった。さらにタイの消費者の10人に約4人、またインドネシア、フィリピンとベトナムの消費者の約半数が航空券やツアー・ホテルをオンラインで購入する意向
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