2008年12月にラフォーレ原宿にて開催されたジャンル&世代横断型のパフォーマンス公演「HARAJUKU PERFORMANCE +SPECIAL」。2008年12月20日は映像作家の高木正勝、d.v.d、渋谷慶一郎らが出演し、「サウンド&ビジュアル」と題してパフォーマンスを繰り広げた。音楽イベントは数多く開催されているが、映像も主役に置かれた大規模なイベントは稀だ。原宿ラフォーレ6階のラフォーレミュージアムは、当日券が即完売になるほどの超満員!新しい刺激を求めて集ったオーディエンスとアーティストによる熱い一夜の模様をお届け! ■d.v.dのポップなパフォーマンス トップバッターのd.v.dは、ドラムが叩き出すオーガニック&メカニカルな音楽と、山口氏によるモーション・グラフィックスがシンクロするテンションが上がりっぱなしの演奏。「パソコンに向かっているだけで地味」と言われてしまいがちなVJ
「鬼娘(うたたねひろゆき版)」 ボーメ:本名は秘密。1961年9月21日、大阪生まれ。海洋堂制作部所属。「ボーメ」という名前の由来は、「帽子にメガネ」だったから。幼い頃からTVっ子で、アニメに夢中だったボーメ氏。育った環境が田舎だったので、手近なもので何かを創作するのが大好きだったという。学生時代はバイクとプラモデルに夢中。 2003年、現代アート作家の村上隆の美少女フィギュア作品「Miss KO2」が、NYのオークションにて56万7500ドル(約5537万円)という当時現代アートとしては最高値で落札された。そのフィギュアを作り上げたのが、世界的な知名度を誇る造形作家のボーメ氏だ。氏は「チョコエッグ」でおなじみの食玩メーカー海洋堂に所属。美少女フィギュアを芸術にまで高めたパイオニアであり、2000年のNY、2001年のパリに続いて2008年にはパルコギャラリーにて日本初のソロエキシビショ
Chim↑Pom 「イケてる人達みたい02/Feelin' like the guys make me hot 02」 2008 c-print,DVD (c)2008 Chim↑Pom Courtesy of Mujin-to Production, Tokyo 東京でいま最も勢いづいているアーティスト、「Chim↑Pom」が東京・高円寺の無人島プロダクションにて個展「オーマイゴッド~気分はマイアミビーチ~」を開催中。 日本では初のお披露目となるインスタレーションと、「生きること」そして「楽しむこと」をテーマにした最新作を展示する。 「Chim↑Pom」は東京を拠点に活動する、6人組のアーテイストグループ。渋谷のセンター街で捕まえたドブネズミを剥製にしてピカチュウを作った「SUPER RAT」や、カラスを街の上空に呼び寄せるシリーズ作品「BLACK OF DEATH」など、ユーモアと過激
ミュージックビデオ(MV)をはじめ、いわゆる商業的映像作品のディレクションを生業とする面子がVJチーム「MOVIE BOYZ」を結成。四六時中映像制作業務に追われる彼らが余暇でさえ、これまた映像にまつわる行為、VJをする理由とは?VJの魅力ってやつを聞いてみた。 ―― まずは自己紹介をお願いします。 大月壮(昭和52年生/以下大月): 大月壮です。日頃はTV、MV、DVD、モバイルなどの映像制作をしています。2007年にはAPOGEEの「Just a Seeker's Song」のMVを制作しました。他にもアパレルブランド「UNNON」に参加したり、CDジャケットデザインなどグラフィック制作とも関わったり。よく言うとマルチに映像の隙間産業を担っています。隙間産業ってのをかっこよく言えないですかね?宇川(直宏)さんの肩書き「メディアレイピスト」的な。 清水康彦(昭和56年生/以下清水):でも
多摩美術大学在学中に安達亨氏、安藤真氏(現在育児休暇中)、板倉俊介氏の三人によって1999年に結成された「AC部」。グラフィックデザイン科を専攻していた三人が、映像コースを選択したのをきっかけにスタートした映像制作トリオだ。 AC部の映像を語るうえで忘れることのできないのが、安達氏が制作したNHKデジタルスタジアム2000年度年間グランプリ受賞の「ユーロボーイズ」であろう。この作品が完成した1999年当時は「CGは映画やゲームなどの予算がある企画に使われる敷居の高い手法」と思われていた時代であったが、劇画タッチのキャラがユニークにダンスをする本格的なミュージックビデオを1人で完成させてしまったのは衝撃的だった。なにより凄いのは、この作品をきっかけに「AC部っぽいね」という会話が成り立つほどキャラの動きやタッチにオリジナリティを確立させていることではないだろうか。 その後も、ヒップホップグル
レーザーポインタで建物に光のグラフィティを描く"L.A.S.E.R Tag"(レーザータグ)などのプロジェクトで知られている、NY発のアートユニットThe Graffiti Research Lab(以下GRL)が日本にやってきた!ユニークなアートワークとともに、作品の技術をオープンソースで公開していることでも知られている彼ら。アートとストリートとコンピュータ、すべてのカルチャーを取り込んで唯一無二のスタイルを確立している。CBCNET主催のAPMT4で来日したエヴァン・ロスに、アートをオープンソースで発信する理由や彼らのバックグラウンドについて訊いた。 ■The Graffiti Research Labとは? The Graffiti Research Lab(GRL)とは:Evan Roth(エヴァン・ロス、写真中央)とJame Powderly(ジェイム・パウダリー)によって200
民話と伝説が溢れる世界遺産の飛騨の地にて開催される「飛騨国際メルヘンアニメ映像祭」では、"第7回メルヘンアニメ・コンテスト"としてオリジナルのアニメーション作品を募集している。テーマは”心にひびく、良質で物語性ゆたかなアニメーション ”。参加資格はプロ・アマ問わず、2007年1月1日以降に作られた30分未満のオリジナル作品。グランプリには賞金100万円が与えられるほか、映像祭において上映を行う。 飛騨国際メルヘンアニメ映像祭は、民話・昔話をはじめとする"メルヘン"と"アニメーション"の融合を目指して2002年から開催されている映像祭。昨年は16以上の国から応募があり、1万5000人以上が参加したインターナショナルなイベント。子どもたちの瑞々しい感性を触発し、大人たちが忘れかけていた純粋な気持ち、感動を呼び覚ますことができるような物語性豊かな作品を求む! ■飛騨国際メルヘンアニメ映像祭 第
2008年9月13日(土)より、海外のショートアニメーションを特集上映するイベント「海外アートアニメーション@トリウッド 2008秋」が、東京・下北沢のミニシアタートリウッドにて開催される。 海外アートアニメーション@トリウッドは2000年からスタートし、今回で14回目。これまでヨーロッパ、北米、南米の作品など、日本では紹介される機会の少ない海外のアートアニメーションを紹介してきた。今回アートアニメーションが熱く燃え上がるヨーロッパから、新しい制作拠点になりつつ北欧のアニメーションを大特集。また「カナダ・アニメーション・フェスティバル」と題し、アニメーション大国のカナダから、昨年度アカデミー賞最優秀短編アニメーションを受賞した"デンマークの詩人"(トーリル・コーヴェ監督)など若手監督の作品も紹介。表現技法も手描き、2DCG、3DCG、クレイなどさまざまだ。 ハリウッド大作とは違う、おとな
子供と大人のクリエイティブ力を刺激してくれる"LEGO(レゴ)"の世界。その住人の人型ブロック、その名も「MINIMAN(ミニマン)」が今年で誕生30周年!彼に名前があったのもびっくりだが、三十路というのもびっくり。彼の誕生にちなんで、ミニマンをフィーチャーした人気ビデオをご紹介! ■ギャングスタなレゴのミュージックビデオ オーストラリアの映像作家、レゴ・ビデオの達人ことNate Burr(ネイト・バー)が繰り出した"Circle Circle Dot Dot"は全編レゴのコマ撮りで作られたミュージックビデオ。ゲットー・スタイルのラップミュージックに合わせてミニマンたちがギャングスタっぽいパフォーマンスを繰り広げる。ミニマン達だとちょっと下品な動きでもかわいらしく見えてしまうのがミソ。 ■スターウォーズからインディ・ジョーンズまで
ミッド・センチュリー・モダンの巨匠、チャールズ&レイ・イームズ夫妻。一流のグラフィック、プロダクトデザイナーであるとともに、映像の制作も手がけていた彼ら。傑作と名高いショートフィルム「パワーズ・オブ・テン」の他、いまではほとんど入手困難になっている映像作品をコンプリートしたDVDボックス「チャールズ&レイ・イームズ 映像作品集 DVD-BOX」が遂にリリース!日本未ソフト化の約30本の短篇に加え、過去にリリースされた「チャールズ&レイ・イームズの映像世界」(アスミック・エース エンタテインメント)を収録。たっぷりDVD4枚組、228分のボリュームでイームズの映像世界に迫る。 本編ではイームズ・ラウンジ・チェアーなど、デザインした椅子のメイキング映像や、ポラロイド社のカメラの使用説明フィルム"ポラロイド SX-70"、科学や数学の秘密を分かりやすく解き明かす教育映像や博覧会で上映するための展
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