生涯5000本以上のギターをいじり続けたきた管理人が実測データを交え世界一詳しいギターレビューやギターパーツ情報をお届け!
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変幻自在のサウンドと型破りな実験精神で、ここ日本でも絶大な人気を誇るハイエイタス・カイヨーテがカムバック。引き続きBrainfeederからのリリースとなる3年ぶりの最新アルバム『Love Heart Cheat Code』を、「喜びでいっぱいのアルバムにしたかった」とネイ・パームは語る。バンド史上最大の危機を乗り越えた前作『Mood Valiant』を経て、最強の4人組がたどり着いた現在地とは? ネイとペリン・モスをZoomで取材した。 変人であることの自由 ─なぜアルバムのタイトルを『Love Heart Cheat Code』にしたのでしょうか? ネイ:「Love Heart Cheat Code」は最初、声に出したときの響きが気に入っていたの。私たちの創造的過程は直感的なものからスタートすることが多い。その後で、そこにある意味を見つけていく。ゲームでチート・コード(Cheat Co
1990年、突然の解散から34年の時を経て、奇跡の再結成と35年ぶりの来日公演をおこなった伝説のグループ、フェアーグラウンド・アトラクション。活動再開の地に選んだのは、バンドと特別な縁を持つここ日本。世界中のファン垂涎の奇跡の瞬間を捉えた、2024年6月27日の東京・SHIBUYA CLUB QUATTRO公演のオフィシャルライブレポートが届いた。 *Mikiki編集部 音楽っていいな、歳を重ねるのも悪くないことだなと心から思える、贈り物のような一夜だった。 人気絶頂にあった1990年、たった1枚のオリジナルアルバム『The First Of A Million Kisses』を残して突然解散してしまったフェアーグラウンド・アトラクション。その印象があまりにも鮮やかだったので、昨年12月、34年ぶりのリユニオンが伝えられたときには心底驚いた人も多かったはずだ(筆者もその1人)。実際、来日ツ
マイケル・シェンカー(Michael Schenker)と言えば、ギブソン・フライングV。昔から「V」が好きだったわけではなく、10代の頃、学校でギターを作ったときはV字型ではなかったという。シェンカーは「Vを探し求めたのではなく、Vが俺のところにやってきたんだ」と、『The Flying V Documentary』の最近のインタビューで中で語っています。 「学校で、木で何かを作る課題があったんだ。俺は14歳だった。作ろうと思ったのはギターだった。どんな形だったと思う? 三角形だよ。Vを探し求めたのではなく、Vが俺のところにやってきたんだよ」 シェンカーは、フライングVに初めて触れるまで、レスポールを弾いていました。 「レスポールを弾くのが大好きだった。ジミ・ヘンドリックス、レスリー・ウェスト、ウィッシュボーン・アッシュのアンディ・パウエル、そしてジョニー・ウィンター。みんな素晴らしいギ
全国の楽器店員がお薦めする今年の楽器&作品と、店員および一般ユーザーの票を集めた“今年のプレイヤー”を決める楽器店大賞。その結果発表および表彰式が、2023年10月23日(月)にヤマハ銀座スタジオにて行なわれた。今回は、商品部門/作品部門/プレイヤー部門の中から、ギターに関連する賞の結果をレポートしよう。 取材=伊藤雅景 写真=畠山一樹 商品部門(ギター部門) まず最初に発表されたのは商品部門で、“全国の楽器店員がお薦めする今年の楽器”が表彰された。ギター部門の結果は以下のとおり。 大賞に輝いたのは、ヤマハのオリジナル・ギター、PACIFICAの611VFM。2位は同社のPACIFICAシリーズである112V、3位はエピフォンのLes Paul Custom/Ebonyという結果に。アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の影響か、作品内に登場するモデルに近いビジュアルのギターが上位を占めた。 株式
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【告知】「ふつうの軽音部」、ジャンプ+で1/14(日)より連載開始します!!初回は一挙4話配信です!! 私は原作担当で、作画は「野球場でいただきます」の出内テツオ先生が担当します!! 毎週日曜更新の週刊連載となりますので、これからどうかよろしくお願いいたします!!
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時代の最先端をひた走るミュージシャン、スティーヴ・レイシー。ジ・インターネットやソロ活動で世界的評価を高めているこの次世代のギタリストが、フェンダーから自身のシグネチャー・モデルとしてSteve Lacy “People Pleaser” Stratocasterをリリースした。クラシカルな雰囲気の中に遊び心のあるデザインを織り混ぜたルックス以外にも、ファズ回路=“Steve Lacy Chaos Fuzz”の内蔵というユニークなポイントが見どころだ。今回はこの新たな相棒について、スティーヴ・レイシー本人にインタビュー! ストラトキャスターそのものの魅力や、本モデルの使い方などをたっぷりと語ってもらった。 インタビュー/翻訳=トミー・モリー 質問作成=伊藤雅景 Fender Steve Lacy “People Pleaser” Stratocaster スティーヴ・レイシーのシグネチャー
文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG) *この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。 *画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承下さい。 A: 「(フロント/ネック側から)シングルコイル、シングルコイル、ハムバッカー」という順番に3つのピックアップが装着されているという意味です。シングルコイル= S、ハムバッカー=Hです。 つまり通常のレス・ポール・タイプならハムバッカーが2つですから「HH」、基本的なストラトキャスターならシングルコイルが3つで「SSS」ですね。同様の法則で呼ぶパターンとして「HSH」、あまり見かけませんが「HHH」、「HSS」などもあります。 通常はフロント側からの順ですが、たまに逆(リア/ブリッジ側→フロント/ネック側)からの順番で呼んだりする人もいるので、会話してい
文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG) *この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。 *画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。 A: ギターは弦の振動をピックアップが拾うことで音が出ます。そのピックアップと弦の距離を変化させることによって音量は変化します。そして多少は音色が変わるような感触はあります。しかし音色ではなく音量が変わっているだけだと言われれば、そんな気もする程度のことです。 音色の変化よりも大事なことがあります。フレットを押さえた際に弦がピックアップに触ってしまうくらい距離が近くては演奏にはなりません。近づけ過ぎには注意しましょう。 もちろんピックアップが弦から遠過ぎれば音を拾いにくくなり、自分の理想とするサウンドが出しにくくなりますし、エフェクターの乗りも悪くなる
高崎晃(ラウドネス)のシグネチャー・クライベイビーが、ジム・ダンロップより発表された。 モデル名は“AT95 Akira Takasaki Signature Wah”で、発売は2023年4月中旬以降が予定されている。 本機は、ミッド・レンジに芯のある太いファズ・サウンドと、GCB95(CRY BABY STANDARD WAH)の流れを汲む伝統のワウ・サウンドの組み合わせによる、まさに“ラウドネス”なサウンドを特徴とするワウ・ペダルだ。 高崎自身は本機に次の言葉を寄せている。 ライブでの使用をメインに考えた最高にROCKなワウペダル。踏み込んだ瞬間から伝統的なクライベイビーサウンドと共に、ファズも同時に唸らせる事が出来るヤバいエフェクト! ──高崎晃
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惜しまれつつも2023年3月3日にこの世を去った、デヴィッド・リンドレー。ビザール・ギターの愛好家でもある彼にとって、その嗜好を分かち合える無二の友が日本にいた。伊藤あしゅら紅丸。イラストレーター、クリエイターであり、ビザール・ギターのコレクターでもある。リンドレーの来日公演では毎回公式アートワークを担当し、公私ともに深いつながりがあった人物だ。今回はそんな彼に、リンドレーにまつわる貴重なエピソードを綴ってもらった。 文/写真提供=伊藤あしゅら紅丸 “バケモノ1号”と“バケモノ2号”の出会い すでに多くの方がご存知のとおり、マルチ楽器奏者であり、スタジオマンとしても有名だったデヴィッド・リンドレーが3月3日金曜日に亡くなった。 私は、1977年の初対面からずっと“化け物1号、2号”と呼び合い、ビザール・ギターなどの楽器の情報も交換しあった仲だったので、本当にショックであり、いまだに信じたく
「Tangelo」のアコギはこれ! ジョン・フルシアンテの40年代製Martin 0-15 2023-03-14 Legends Rock ノーマンズ・レア・ギターズで手に入れたという、ジョン・フルシアンテの1940年代製Martin 0-15。レッド・ホット・チリ・ペッパーズの『Unlimited Love』(2022年)に収録された、「Tangelo」で聴けるアコースティック・サウンドは本器によるものだ。現在ジョンのギター・テックを務めるヘンリー・トレホ、そしてかつてのテックであるデイヴ・リーの両名に詳しく話を聞いた。 This article is translated or reproduced from Guitar Player #728 and is copyright of or licensed by Future Publishing Limited, a Future
1977年の2月8日、現代まで聴かれ続けているテレヴィジョンの名盤、『Marquee Moon』がリリースされた。“ニューヨーク”パンクの象徴的な1枚だが、一般的に“パンク”としてイメージされるロンドンのそれとは、音像もアプローチもまったく異なる作品だ。今回はこの不朽の名盤をどのように解釈すべきかを考えていこう。 文=長谷鉄弘 ニューヨーク“パンク”とは? トム・ヴァーレイン率いるテレヴィジョンや、1970年代前半〜後半にかけてのニューヨークで“CBGB”に出演していたバンドたち──パティ・スミス・グループ、リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズ、ラモーンズ、ブロンディ、トーキング・ヘッズら──は今日“ニューヨーク・パンク”とカテゴライズされることが多い。 しかし、彼らの表現は“この街でしか生まれ得ない”空気感のようなものにおいて通底していたとしても、多様な作風やアティテュードを“パンク”と一
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ギター・ミュージックの新時代を切り拓く 現代ジャズ・ギター入門 ジャズ・ギターは常に進化を続けている。 ジャズ・ギター黎明期の1940~50年代には、アンプの技術向上によってビッグ・バンドのリズム隊からソリストへと開花し、管楽器のようななめらかなフレージングやピアニストのような芳醇なハーモニーを研究したことで、ジャズの基本であるビ・バップの礎を築いた。 さらにロックが台頭してきた時にはその激情的なサウンドも取り込み、ジャズ・ロック/フュージョンを先導した。 そしてカントリーなどの白人音楽、クラシック、アフリカや東洋の民族音楽、そしてヒップホップやテクノなどのダンス・ミュージック……音楽ジャンルも国境も越え、数多のサウンドや技術を吸収してきた。 そして“現在のジャズ”は、先端のハーモニーやテクニックなどを取り込み、今まで誰も聴いたことのないような音楽となっている。 今回はギター・ミュージック
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