ケイブと言えば、『怒首領蜂』や『虫姫さま』に代表される“弾幕系シューティング”で一時代を築いたメーカーだ。現在は、ソーシャルゲームやスマートフォン向けコンテンツの開発といった、モバイル事業にとくに力を入れている。そのケイブの最高事業責任者兼副社長を務める渡邉幹雄氏が、日本のスマートフォン事業に興味がある海外デベロッパーに向けて最新事情を紹介した。 今回の講演は、大きくふたつの内容に分かれていた。まずひとつ目は、レトロゲームをスマートフォンに移植する際のポイント。もうひとつは、日本のソーシャルゲーム事情だ。レトロゲームの移植のポイントについては、同社のシューティングゲームをスマートフォンに移植した際に得たノウハウがベースになっている。 1.ゲームデベロッパーはゲームサービスを提供する会社になるべき 2.アンドロイドマーケットは規模が大きく可能性はあるが、窓口業務が煩雑なのでどうクリアーするか