マイクロLED、 有機EL、 量子ドットの“良いとこ取り” 3年ぶりのリアル開催となったディスプレー技術の祭典「SID Display Week 2022」では、液晶ディスプレーから有機EL(OLED)ディスプレーを経て、マイクロLEDディスプレーへ、といった次世代ディスプレーをめぐる技術開発の流れに新たな潮流が見えてきた。マイクロLEDとOLED、そして量子ドットの3技術の良いとこ取りをした次世代ディスプレー技術への流れだ。色域の広さ、輝度やコントラストの高さに優れ、超小型化や大型化、フレキシブル化も容易で、それでいて低コストで製造できるというほとんど欠点や弱点のないディスプレー技術である。
![シン・ディスプレー、現る](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4b436ab5c229d66c5c4e706fcfbad22ad6f0d688/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fatcl%2Fnxt%2Fmag%2Fne%2F18%2F00085%2Ftopm.jpg%3F20220512)