宇都宮市―栃木県芳賀町間で次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは13日、4月の月間利用者数が開業以来最高となる42万1613人を記録したと発表した。4月からの快速運転開始などで乗車時間が短縮され、新たにLRTを利用し始めた人が増えた可能性が高いという。 これまでの最高は、開業直後の2023年9月の39万9411人だった。4月のダイヤ改定で、従来の全区間乗車時間約48分が快速で約42分、普通でも約44分に短縮された。通学客は徒歩や自転車からの乗り換え、通勤客は自動車からの乗り換えが進んだほか、転勤や入社に伴いLRTを新たに通勤手段として選んだ人が多かったとみられる。 このほか、70歳以上を対象に、公共交通機関で使える1万円分のポイントを付与する市の高齢者外出支援事業の4月の利用者が1万2693人と、2月(8419人)に比べ大幅に増加。公共交通機関に慣れ親しんでもらう目的で、
![LRTの客層拡大、4月利用最高の42.1万人:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/998079a19e329cc8e7fe53743fe99c60373ebd9a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimgopt.asahi.com%2Fogp%2FAS20240513003414_comm.jpg)