関越交通(群馬県渋川市中村、佐藤俊也社長)は24日、片品村の新鮮な高原野菜や果物を高速バス「尾瀬号」の荷室に積み込み、都内のスーパーで直送販売する「客貨混載」事業を開始した。道の駅尾瀬かたしなを運営する村振興公社、東武ストア(東京都板橋区)と連携した事業で、3年目。10月13日までの平日に計44日間配送し、湾岸エリアの3店に朝収穫の野菜を並べて魅力をPRする。 尾瀬の玄関口「大清水」と新宿駅前のバスターミナルを結ぶ期間限定の高速バスを活用する。初日は農家が道の駅に出荷したトマトやトウモロコシ、マイタケ、ブルーベリーなど13品目を詰めた3箱を、近くの鎌田バス停から尾瀬号の荷室に積み込んだ。 バスは新宿で乗客を降ろした後、車庫に回送中の午後6時過ぎ、東武ストア勝どき店(中央区)に野菜を届け、すぐに店頭に並べる仕組み。昨年は同店だけで販売したが、今年は9月1日までの20日間は同店に配送し、同4日