佐川急便は、玄関前などに荷物を届ける「置き配」を9月2日から本格導入する。再配達を減らし、ドライバー業務の効率化を図る狙い。 対象は「飛脚宅配便」「飛脚ラージサイズ宅配便」「飛脚航空便」。利用者は、Webサービスの「スマートクラブ」や、佐川急便の公式LINEアカウントから届く「お届け予定通知」から置き配を選択できるようになる。 スマートクラブの場合、ログイン後に荷物の受け取り方法として「置き配」を選択。さらに「指定可能な受け取り場所」から「玄関前」や「ガスメーターボックス」「車庫」などを選ぶ。 佐川急便は2020年5月から、個別契約を結んだ送り主が出荷する荷物を対象として、受け取る人が置き配を選択できる「指定場所配送サービス」を提供してきたが、実際は「一部の限られたお荷物のみ」だった。 置き配の本格導入で再配達を減らし、ドライバー業務の効率化を図ると共に、トラック輸送時のCO2削減なども期
7月8日夜、静岡県下田市の海開き前の海水浴場で遊んでいた20代の中国籍女性が行方不明となっていましたが、2日後の10日午前、現場から直線で80キロ離れた千葉県南房総市で発見・救助されました。女性は脱水症状があったものの、命に別状はありません。 【写真を見る】静岡・下田→千葉県沖80キロ36時間漂流…20代中国籍女性無事救助 命に別状なし 浮き輪に入った状態で発見【速報】 救助されたのは、中国籍の20代の女性です。下田海上保安部によりますと、女性は8日夜、から下田市の白浜大浜海水浴場で水遊びをしていましたが、何らかの理由で姿が見えなくなりました。一緒にいた知人が「友人が海に入ったあと戻ってこない」と通報しました。現場の海水浴場は海開き前でした。女性は当時、黒色の水着を着用していたということです。 警察や消防、海上保安部が捜索していましたが、約36時間経った10日午前8時前、千葉県南房総市の野
意識の脳科学 「デジタル不老不死」の扉を開く (講談社現代新書) 作者:渡辺正峰講談社AmazonSFの世界ではよく人間の意識をアップロードして肉体の縛りから解放される、「マインドアップロード」と呼ばれる技術が扱われる。実際、人間の意識とはけっきょく脳内の化学的な作用の結果生まれるものであるという立場に立つのであれば、その作用をデジタル上でも機械上でも再現できればそこに「わたし」が宿るはずである。 今はまだSFの中の話にすぎないが、現実でもBMI(ブレイン・マシン・インタフェース)技術や脳神経科学の進展もあり、徐々に現実味を増してきている──ときて、本書『意識の脳科学』はまさにそうした「意識のアップロード」をテーマにした一冊だ。著者の渡辺正峰は神経科学を専門とする東京大学大学院工学系研究科の准教授で、研究だけでなく自身でも意識のアップロードを目指すスタートアップ「MinD in a Dev
女性アスリートは男性に比べて前十字靱帯断裂などを起こしやすいが、経口避妊薬を服用することで、けがのリスクを下げられるかもしれない。(PHOTOGRAPH BY JODI COBB, NAT GEO IMAGE COLLECTION) この数十年でスポーツをする女性が増えたことで、女性アスリートのけがは男性アスリートとは違う場合があるという認識が広まっている。けがの種類によっては、負傷のしやすさにホルモンが関係している可能性を示す証拠が集まりつつあるからだ。 このほど、経口避妊薬を飲んでいる女性は、飲んでいない女性に比べて、下肢(脚と足)の筋肉と腱のけがをする確率が約8割も下がることを示す論文が、2024年3月に医学誌「Medicine & Science in Sports & Exercise」に発表された。 「多くの女性アスリートが何らかの避妊薬を使っています」と、けがの予防と回復の性
配給される食事を受け取るパレスチナの人々=6月19日、パレスチナ自治区ガザ地区北部のジャバリア難民キャンプ/Mahmoud Issa/Reuters (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区で、飢えや栄養失調のために子どもが次々に命を落としている。国連は中立した立場の専門家グループの見解として、飢餓がガザ地区全体に広がっていると発表した。 国連に委任された独立系の専門家グループは、医療インフラや社会インフラが攻撃されて壊滅的な状況に陥っていると指摘。「最初の子どもが栄養失調と脱水のために死亡した時点で、飢餓が発生していることに論議の余地はなくなった」との見方を示した。 同グループはパレスチナ人の子ども3人の死亡に言及している。生後半年のファイズ・アタヤちゃん、13歳のアブデルカデール・セルヒさん、9歳のアフマド・アブ・レイダさんの3人は、栄養失調と適切な医療の欠如が原因で、5月下旬から6月上旬
ロシアのプーチン大統領と抱擁を交わすインドのモディ首相/GAVRIIL GRIGOROV/AFP/POOL/AFP via Getty Images (CNN) ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がインドのナレンドラ・モディ首相を小型電気自動車(EV)に乗せ、自らハンドルを取って大統領官邸内をドライブする。こうした光景から、両国首脳の仲睦(むつ)まじさが伝わってくる。 波紋を呼んだモディ氏のモスクワ訪問は、ロシアがウクライナの小児病院にミサイルの雨を降らせたのと同じ時期に行われた。戦争を理由に西側諸国はロシアに制裁を科し、プーチン氏の孤立化を図っているが、その効果が限定的であることをうかがわせる。 だが石油の豊富なロシアで移動手段にEVを選んだのは、もうひとつの意味合いがある。ロシア産石油とガスを対象にした欧米諸国の制裁で強化されたモディ氏とプーチン氏の連携が、今度は環境分野、そして原子
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く