三菱東京UFJ銀行は、仮想化技術を採用するAIXのサーバ統合基盤の運用を始めた。将来的に行内クラウド化も視野に入れているという。 三菱東京UFJ銀行は、行内システム基盤として仮想化技術を採用するAIXのサーバ統合基盤の運用を始めた。製品提供などを担当した日本IBMが2月23日に発表した。 同システムは、IBMのPowerプロセッサおよびOSのAIXを搭載する「IBM Power570」や「IBM Power520」などで構成される。1つのコアを10分割して動的に配分する「マイクロ・パーティショニング・システム」技術や、稼働中の論理サーバをほかの物理サーバへ移動できる「ライブ・パーティション・モビリティ」技術、論理区画ごとに物理ポートを割り当てることなく、ネットワークやストレージにアクセスできる「Virtual I/O Server」の仮想化インタフェースなどを採用した。 これにより、CPU