安全保障関連法案を審議する衆院平和安全法制特別委員会は14日午前、一般質疑を行った。民主、共産両党は、与野党で取り決めた開催日(月、水、金曜日)以外の審議には応じられないとして欠席した。政府・与党は安保関連法案を15日の特別委で採決し、16日にも衆院を通過させる構えだが、与野党の攻防は激しさを増している。 【理解できますか?】安倍首相が語った安全保障関連法案の「例え話」 特別委には自民、公明両党と、政府案への対案を提出している維新の党が出席した。予定されていた約2時間の民主党、共産党の質疑は行われなかった。 維新の足立康史氏は特別委で、「こういう(質疑が行われない)時間などをみると、与党がそろそろ採決したくなる気持ちも分かる」と民主党の欠席を批判。菅義偉官房長官も同委で「特別委は月曜から金曜まで開いていいという中で設置した」と述べた。 菅氏は「政府としてもできる限り丁寧に議論をさせて