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2020年2月26日のブックマーク (1件)

  • 不死鳥のごとく復活したロンドン北部への旅

    英国ロンドン北部は活気を取り戻しており、それを支えるのがセント・パンクラス駅だ。近年、駅舎の改修も進められている。(PHOTOGRAPH BY GEORG KNOLL, LAIF/REDUX) 赤れんがの外壁とそびえ立つ時計塔――英国ロンドンを訪れたら、セント・パンクラス駅舎は見逃してはいけない。1860年代のビクトリア朝のネオ・ゴシック建築は、傑作と高く評価されている。 (参考記事:「2016年2月号 地下に眠るロンドン」) 実は、完成から100年後の1970年代、当時の国鉄は駅舎を解体し、土地を別の目的に使う計画を立てていた。そのとき、割って入ったのが、このビクトリア建築を愛する詩人だった。 この人こそサー・ジョン・ベッチェマンだ。同氏は後に英国の桂冠詩人に王家から任命されるほど、人気があった人物だ。ベッチェマンは、駅舎を救う運動を成功に導き、セント・パンクラス駅が欧州大陸へと向かう国

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