headless曰く、 ウェアラブルデバイスやスマートフォンで睡眠状態を追跡して睡眠を改善するといったアプリは多数公開されているが、記録されたデータを見て不安を感じ、不眠症になってしまうケースも多いという(The Guardian、9to5Mac)。 睡眠障害の専門家で、複数の英病院のコンサルタントを務めるGuy Leschziner氏によると、睡眠追跡アプリを使用したり、睡眠不足による悪影響に関する記事を読んだりした結果、不眠症になってしまった人を多数見ているそうだ。ほとんどのアプリは医学的に効果が確認されたものではなく、センサーで体の動きを検出・記録しているだけで、睡眠の質に関する見識を提供できるものではないという。しかし、睡眠パターンのデータを持って不眠症の治療を受けようとする人の中にはアプリの削除を渋る人も多いとのこと。 実際は不眠症ではないのにもかかわらずアプリのデータを見て不眠