「価値が上がる」と嘘を持ちかけイラクなどの紙幣を販売し現金をだまし取ったとして、千葉、佐賀両県警は詐欺容疑で、東京都墨田区京島、無職、中村慎也容疑者(23)ら犯行グループ4人を逮捕した。千葉県警によると、グループの一部が摘発されても捜査の手が他のメンバーに及ばないように、本名ではなくプロ野球・読売巨人軍の監督や選手の名前で呼び合っていたという。 県警によると、グループは昨年11月に逮捕された共犯の男4人=いずれも詐欺罪で起訴=と計8人で構成する嘘の電話勧誘専門の「かけ子」。中村容疑者はハラ監督として、オガサワラやアベらに指示していた。県警は、グループの背後には指示組織があり、だまし取った現金の大半が渡っていたとみている。 逮捕容疑は平成22年7月から昨年1月にかけ、外貨販売会社を名乗って愛知県の男性会社役員に電話し、「イラクやスーダンの紙幣は価値が上がる。あとで別の会社が高値で買い取る」な
体をぐっと沈み込ませる下手投げのようなフォームだが、最後は遅れ気味に出てくる横手からボールが繰り出される。ロッテのドラフト2位、中後(なかうしろ)悠平投手(近大)は球界でも珍しい変則左腕だ。 威圧感あふれ、打者がタイミングを取りづらいフォームを固めたのは近大時代。同僚の野手は「調子が崩れる」「ぶつけられそう」と中後が練習で打撃投手を務めるのを嫌がった。まさにその特徴を生かし、大学通算19勝。西本投手コーチは「(先発か救援か)決めつけないが、即戦力候補」と期待する。 もっとも自信を持つスライダーのほかカーブ、チェンジアップ、ツーシームなど変化球は多彩。実戦では横手だけでなく、下手からも投げる変幻自在の背番号16は「特に左打者から嫌がられる投手」をプロで目指す。 課題は制球力だ。13日のバントシフトの練習では4球続けてストライクが入らず“降板”。「こんなの初めて」と悔しがるが、「切り替えるしか
プロ野球選手と偽り、結婚を前提に付き合っていた女性から金をだまし取ったとして、警視庁滝野川署は8日、詐欺の疑いで、神奈川県綾瀬市上土棚中、無職、武田淳容疑者(29)を逮捕した。同署によると、武田容疑者は容疑を認め、「金は生活費に充てた」と供述している。 逮捕容疑は、平成19年3月から22年7月までの間、横浜ベイスターズの2軍の選手と偽り、都内に住む女性(28)と交際。「肘の手術のためアメリカに行く飛行機のチケット代貸してくれないか」などと嘘を言い、34回にわたり現金計534万円をだまし取ったとしている。 同署によると、武田容疑者と女性は知人の紹介で知り合い、武田容疑者が結婚を前提に交際を申し込んだという。武田容疑者は女性に「子供がほしい」などと言ったほか、女性と会うたびに金を要求。女性は「これまでに700万円以上を貸した」と話している。 女性は武田容疑者が渡米すると嘘を言った22年7月以降
プロ野球西武の菊池雄星投手と花巻東高(岩手)野球部時代にチームメートで、甲子園の出場経験もある日体大野球部2年の佐藤涼平さん(20)が横浜市内で5日に死亡したことが7日、神奈川県警への取材で分かった。将来を悲観した内容のメモが見つかっており、県警は自殺とみている。 県警によると、佐藤さんは5日午前11時ごろ、横浜市青葉区鴨志田町にある大学寮近くの電柱に野球用のベルトをかけ、首をつっているのを通行人の女性に発見された。女性は110番し青葉署員と消防が駆け付けたが、既に死亡していた。寮で同室の学生が、前日の4日午後10時ごろ話した際は、特に悩んでいる様子はなかった。 佐藤さんは、外野手として小柄な体格を生かした俊敏なプレーで注目を集め、日体大に昨年春、推薦入学していた。日体大広報課は「プライバシーの問題があるので、一切公表できない」としている。
松山南署は19日、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列)の疑いで愛知県南知多町豊浜、公立小学校教諭、加藤久視容疑者(47)を逮捕した。 逮捕容疑は3月16~19日、パソコンでファイル共有ソフト「eMule(イーミュール)」を使い女児のポルノ動画を不特定多数が閲覧できるようにした疑い。 同署によると、共有ファイルの他の利用者から同じような動画を得るためにやったと供述している。
スペインで最も権威のあるサッカーの大会、「スペイン国王杯」を18シーズンぶりに制したレアル・マドリードが前代未聞の大失態をやらかしてしまった。 レアル・マドリードは20日、中立地のバレンシアでバルセロナと対戦し、延長の末、FWクリスティアーノ・ロナウド(26)が決勝のゴールを決め、悲願の優勝を果たした。チームは試合後、マドリードに戻り、深夜に優勝パレードを行ったが、そこでまさかのハプニングが起きた。 2階建てのオープンバスにイレブンが乗り、多くのサポーターが大歓声を送り、バスはゆっくりとマドリード市中心部のシベレス広場に進んでいた。 先頭に立ったスペイン代表のDFセルヒオ・ラモス(24)が誇らしげに優勝カップを掲げる。だが、興奮のあまり手を滑らせたのか、カップをポロリ。ラモスは「カップが落ちた!」と絶叫したものの、歓声にかき消されて聞こえない。バスはそのまま進み、カップは右前輪に踏まれてグ
東京電力福島第1原発の事故後、「福島産」の安全な農産物が拒絶されるなど風評被害は深刻度を増している。 こうした中、川崎市中原区の「モトスミ・ブレーメン通り商店街」(伊藤博理事長、181店)が8日までに、福島県の生産者を支援するイベントを展開することを決め、県東京事務所に伝えた。 同商店街振興組合の吉川能信(よしのぶ)さんは「5月22日に農畜産物や加工品を販売するイベントで協力したい。頑張ってほしい」と話した。 地元に福島出身者が多いなどの縁で、同商店街は3年前から県産品のフェアをも展開してきたという。 福島県では、県産品を積極的に活用する「がんばろう ふくしま!応援店」を県内外に募っている。参加店は県のホームページで紹介し、食品の安全情報をメールなどで積極的に伝えるという。 一方、県によると、「首都圏のガソリンスタンドで『福島ナンバー』お断りの張り紙を見た」「レストランで入店を拒否された」
昨年11月、滋賀県豊郷町の町立豊郷小学校旧校舎から人気アニメ「けいおん!」をモデルとしたギターやキャラクターのフィギュア(人形)などが盗まれる事件があり、和歌山県警は4日午後、窃盗容疑などで、別の窃盗容疑で逮捕した同県白浜町の無職の少年(18)を再逮捕するとともに、田辺市内の少年(17)を逮捕した。 被害にあったのはアニメのモデルとされる校舎で、ファンに「聖地」と呼ばれている。 捜査関係者によると、2人は昨年11月17日午前1時半ごろ、豊郷小旧校舎敷地内の展示施設に侵入。キャラクターの人形約20体と、アニメをモデルにしたギター3本、現金数十万円の入った手提げ金庫2個を盗んだ疑いがもたれている。 県警田辺署は昨年12月、田辺市内のスーパーや事務所から現金などを盗んだとして無職少年らを窃盗容疑で逮捕。家宅捜索で盗まれた人形なども見つかった。少年らは「『けいおん!』が好きでフィギュアが欲しかった
全国の児童施設などに、昨年末から漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る贈り物が届く中、山口県下関市の児童養護施設「下関大平学園」と「なかべ学院」に10日、「残念ながら私はタイガーマスクではありません」とする人物から新品ランドセル2個がそれぞれ届けられた。 下関大平学園によると、午後5時半ごろ、職員が玄関先に置いてある箱を発見。中には赤と黒のランドセルと宮崎駿監督のアニメ映画「天空の城ラピュタ」のDVDがあり、手紙が添えてあった。 手紙は「全国のタイガーマスクの出現に感動しました。気持ちだけですが、お役に立てて頂けると幸いです」などと記述。「ラピュタ」の悪役の登場人物にちなみ「ムスカを愛するVIPPERより」と書かれていた。 なかべ学院でも同様の手紙やDVDが添えられ、同一人物とみられる。
◇2011年プロ野球順位予想【セ・リーグ】●記者A (1)巨人 (2)阪神 (3)中日 (4)ヤクルト (5)広島 (6)横浜●記者B (1)阪神 (2)中日 (3)ヤクルト (4)巨人 (5)広島 (6)横浜●記者C (1)巨人 (2)中日 (3)阪神 (4)広島 (5)ヤクルト (6)横浜●記者D (1)阪神 (2)巨人 (3)中日 (4)ヤクルト (5)広島 (6)横浜【パ・リーグ】●記者A (1)ソフトバンク (2)日本ハム (3)オリックス (4)西武 (5)楽天 (6)ロッテ●記者B (1)ソフトバンク (2)日本ハム (3)西武 (4)楽天 (5)オリックス (6)ロッテ●記者C (1)ソフトバンク (2)楽天 (3)オリックス (4)日本ハム (5)西武 (6)ロッテ●記者D (1)日本ハム (2)楽天 (3)ソフトバンク (4)西武 (5)ロッテ (6)オリックス
売却交渉の最中に行われたシーズン最終戦、横浜スタジアムは多くのファンで埋まった=10月7日、横浜市中区 今年のプロ野球界を揺るがした住生活グループによる横浜買収問題。球団親会社の東京放送ホールディングス(TBSHD)との交渉は、表面化した場合では極めて異例の破談という結末を迎えた。同グループの突然の撤退には「売名目的ではないか」といった批判的な見方も出たが、決裂は起こるべくして起きた。 原因を探っていくと、横浜スタジアムの「限界」に突き当たる。不利な球場使用契約により、球団の赤字は年間20億円超とされる。収容人員は約3万人と少なく、球団幹部は「全試合で満員にしても増収は現状から3、4億円」と解説する。多くの球場にある法人向けの高額な個室は皆無だ。劇的な変化がなければ、赤字構造からの脱却はありえない。 また、球場側の力が強いため、老朽化した球場を、住生活側の裁量でファンが満足できる施設に作り
パチンコ店駐車場に止めた車内に生後6カ月の長男を放置し熱中症で死亡させたとして、重過失致死罪に問われた母親の山崎ひかり被告(26)の判決で高知地裁(安西二郎裁判官)は29日、禁固2年、執行猶予4年(求刑禁固2年)を言い渡した。 安西裁判官は「幼い命を奪った事実は取り返しが付かないが、これ以外では適切に育児をしていた」と判決理由を述べた。 検察側は「これまでに十数回長男を車内に1人で放置するなど、あまりにも無責任」と指摘。弁護側は「不幸な事故で、被告も反省している」と執行猶予を求めていた。 判決によると、山崎被告は5月12日、高知市内のパチンコ店駐車場に車を止めてスロットマシンをしている間、熱中症になるかもしれないと知りながら冷房をつけるなどの措置を取らずに、生後6カ月の長男を45分以上車内に放置し死亡させた。特集 【児童虐待を考える】
中学生の女子生徒に乱暴し、軽傷を負わせたとして、警視庁捜査1課は16日、強姦致傷と住居侵入の疑いで東京都稲城市立小学校教諭、大塚友意(ゆうい)被告(29)=神奈川県相模原市緑区橋本、住居侵入罪で起訴=を再逮捕した。 同課の調べに対し、大塚容疑者は「進路指導などについてストレスがたまっていた。身勝手な性欲を満たすためにやってしまった。17、18年ごろから東京都や神奈川県で十数件やった」と容疑を認めている。 同課によると、20年11月から今年1月にかけて、多摩地区で小中学生の少女が男から乱暴されたり、体を触られたりする事件が計5件発生。うち4件の事件で現場に残されたDNA型が大塚容疑者のものと一致している。大塚容疑者は「少女のほか10代後半から20代の女性も狙った」と供述しており、同課が裏付けを進める。 逮捕容疑は今年1月、多摩地区に住む中学生の女子生徒の後をつけ、自宅に押し入って乱暴し、軽傷
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