【モスクワ=副島英樹】1月のガス紛争でロシアからの天然ガス供給が止まった欧州連合(EU)と中継輸送国ウクライナが23日、ウクライナのガスパイプラインなど老朽化した設備の更新で協力する共同宣言に署名した。これに対しロシアは、ガス供給国の意向を無視して進められたと反発、プーチン首相は「思慮が足りず、素人のやり方だ」と批判した。 ウクライナの妨害で欧州へのガス供給が滞ったとするロシアは、ウクライナを迂回(うかい)して欧州にガスを輸送する南北2本のパイプライン建設計画を進めている。プーチン首相は「ロシアの利益が無視されるなら、EUとの関係の見直しも始める」と警告した。 イズベスチヤ紙によると、EUはウクライナに対し、パイプラインやポンプ施設、ガス貯蔵施設の更新などに26億ドル(約2550億円)の融資を決めた。宣言はブリュッセルで23日開かれた国際会議で署名されたが、ロシアについて一言も触れられ
CGによる完成予想図。 国際宇宙ステーション(こくさいうちゅうステーション、英: International Space Station、略称:ISS、仏: Station spatiale internationale、略称:SSI、露: Междунаро́дная косми́ческая ста́нция、略称:МКС)は、低軌道にあるモジュール式の宇宙ステーション(居住可能な人工衛星)である。これは、NASA(米国)、ロスコスモス(ロシア)、JAXA(日本)、ESA(ヨーロッパ)、CSA(カナダ)の5つの宇宙機関が参加する多国籍共同プロジェクトである[8][9]。宇宙ステーションの所有権と使用は、政府間条約と協定によって確立されている[10]。この宇宙ステーションは宇宙生物学、天文学、気象学、物理学などの分野で科学研究を行う微小重力と宇宙環境の研究所として機能する[11][12]
サハリン1開発停止も 露、09年予算承認せず 天然ガス計画に暗雲 (1/3ページ) 2009.3.8 21:01 【モスクワ=遠藤良介】日本政府が出資するロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」の2009年予算・事業計画をロシアが認可せず、サハリン1が新鉱区の開発に入れない状況に陥っていることが、8日までに複数の関係者の話で分かった。09年には天然ガスの本格生産に向けた重要な工程が計画されており、現状が続いた場合には、日本が巨額の国費を投じたサハリン1の天然ガス事業が暗礁に乗り上げる可能性もある。 サハリン(樺太)の関係者によると、サハリン1の3鉱区のうち1鉱区はすでに原油生産を始めており、影響は出ていない。ただ、天然ガス生産の主体となる2鉱区の新規開発には一部作業を除き依然として着手できず、現地の下請け企業では従業員解雇の動きも出ているという。 ロシアは表面上、開発経費の増額を
首脳会談を前に握手するロシアのメドベージェフ大統領(左)と麻生首相=18日午前、ロシア極東サハリン州のユジノサハリンスク(代表撮影) 麻生太郎首相が2月18日のロシアのメドベージェフ大統領との会談で、「(北方領土問題を最終的に解決する)平和条約交渉に具体的な進展がみられなければ、大統領が提唱する日露のアジア太平洋地域でのパートナーシップ関係の構築はできない」と指摘し、強くクギを刺していたことが3日、分かった。これに対し、大統領はうなずき「検討する」と答えたという。 首相は会談後、記者団に「アジア太平洋地域における戦略的な関係をロシアと構築する上で重要な一歩を踏み出した」と述べ、会談の意義を強調した。大統領の反応に一定の手応えを感じたものとみられる。 ロシアは近年、極東・東シベリア開発やエネルギー問題などで協力強化を求めている。特に大統領は昨年11月の首相との会談で、領土問題に関し「解決を次
日本の南の海上でロシア空軍の戦略爆撃機ツポレフ95 ベア(Tu-95 Bear)を誘導する、米海軍原子力空母ニミッツ(USS Nimitz)から出撃した戦闘攻撃機F/A-18ホーネット(Hornet、2008年2月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/US Navy 【2月28日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領のカナダ訪問を翌日に控えた18日、カナダ領空付近をロシア軍の戦略爆撃機がパトロールし、カナダ軍の戦闘機が出動していたことが明らかになった。 27日、オタワ(Ottawa)で記者会見したカナダのピーター・マッケイ(Peter MacKay)国防相によると、戦略爆撃機がカナダ領空に接近したため、CF18戦闘機2機をスクランブル(緊急発進)させ、領空から離れるよう爆撃機に信号を送ったという。 これに対しロシアのロシア通信(RIA Novosti)は27日、ツポレフ
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