スパイスボックスが12月に発表した国内“IoT(Internet of Things:モノのインターネット)広告”市場動向調査(PDF)によれば、同市場は2020年に、2013年の約5倍となる1290億円規模となる。また同年、ネット接続が可能となる生活者のデバイス数は1人あたり平均6.8台にまで増えるという。 同調査では、IoT広告の定義を「PC、タブレット、スマートフォンを除いたオンライン接続デバイスに配信される広告」とし、その市場規模を概算で推計し予測している。また、IoT化により進むオンラインで接続可能となる“IoT生活者デバイス数”、“生活者関連データ”の一次流通量も概算で予測している。 「サイネージ」「ウェアラブル端末」「カーナビ」が拡大傾向 調査結果によれば、IoTの進展により、デジタルサイネージやウェアラブル端末、カーナビなどを新たにタッチポイントとするオンライン広告市場は拡