米西部グレンデール市内に設置された慰安婦像。同市は姉妹都市である東大阪市からの抗議に対しても不誠実きわまりない対応で、「像の維持費を東大阪市も負担する」と虚偽の内容を記したHPの修正も不十分なままだ 米カリフォルニア州グレンデール市が戦時中の慰安婦を象徴する少女像を7月に設置し、市のホームページ(HP)で姉妹都市の大阪府東大阪市が像の維持費を負担することに同意したかのような虚偽の記述をした問題は、年の瀬になって、ようやくHPの“修正”が行われた。東大阪市の抗議と、現地に乗り込んだ同市議の直接抗議を受けてのことだが、修正箇所は非常に探しにくい上、あいまいな内容で、東大阪市の名誉が完全に回復されたとは言い難い。草の根交流が中止になるなど実害も生じており、両市の溝は深まるばかりだ。(西岡瑞穂)「敵地」に乗り込むも 「私たちの子や孫のためにも虚偽記載には毅然(きぜん)と対応すべきだ」 グ市がHPに