韓日新時代共同研究プロジェクト、最終報告書を発表 【ソウル22日聯合ニュース】韓日両国の有識者が国際政治経済について議論した「韓日新時代共同研究プロジェクト」の最終報告書が、22日に発表された。プロジェクト韓国側委員長を務める河英善(ハ・ヨンソン)ソウル大学教授と日本側委員長の小此木政夫慶応大学教授が、ソウル・外交通商部で会見した。 報告書は、ことしで100年という節目を迎えた韓日強制併合の性格について、「韓国の人々の反対を抑えて、韓国併合を断行した」と明記した。菅直人首相が8月に発表した首相談話で、日本の植民地支配は韓国の人々の意に反して行われたと述べたのに続き、韓国併合に「武力」が動員されたことを日本の学界が認めたことで、韓日併合の強制性が日本により明確に認められたと評価される。 報告書は、植民地化の過程と、それに続く植民地支配がもたらした多大の損害と苦痛、および民族的な恨みの感情が、