米国の中1、高1、高3年生の100万人以上を対象としたアンケートデータ「Monitoring Future Study」の結果が興味深い。1990年から集計しているもので、中には幸福度を問う質問も含まれる。それによると、1990年から2000年頃までは自尊心や幸福度は上昇傾向にあるが、2012年以降は下がり続けている。2012年と言えば、スマートフォン普及の年でもある。 論文の筆頭著者である心理学教授のTwenge氏は、「若者の幸福度下落が見られた年とスマートフォンの普及は時期が重なっており、影響していないと考えるのは難しい」と話している。 Twenge氏は自説を確かめるため、視聴する画面(「スマホなどの端末」「テレビ」「画面を見ない」で分類)と毎日何時間見るかによって若者をグループ分けして比較。その結果、画面を見る時間が多いほど幸福度が低く、自尊心も低かった。逆に、友だちと過ごす時間や運
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