自分の仕事が世界に影響を及ぼす職場、ペンタゴン 中野さんは人事院派遣(日本政府職員を外国政府機関に派遣するプログラム)で日本人としては初めてペンタゴンに勤務 ── 日本人で初めてペンタゴンに勤務されたそうですが、どういったお仕事をされていたのですか? 中野:主にペンタゴン(米国防総省)の国防長官府広報部(OSD PA)というところで働いていました。米国の安全保障政策や対テロ政策、さまざまな国際活動などについて発信し、ペンタゴンの活動をよりよく理解してもらうのが仕事でした。 ── 日本政府や省庁の広報とは何か違いはあるのでしょうか? 中野:日本の広報は国内向けの発表内容を英語に翻訳しないと外国には伝わりませんよね。アメリカの場合は正反対で、最初から英語での発表ですから、国内向けに出した瞬間にそれが外国向けの発表にもなってしまいます。米国の国防政策は常に世界の関心を集めているので、自分の仕事の
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