自分の好きなスタイルで柔軟に働ける理想の環境にいるはずなのに、なぜかストレスが蓄積している──。そう感じる人は案外少なくないのではないでしょうか。 サイボウズ式編集部の高橋団もそんなひとりでした。会社も、仕事も、働き方も気に入っているのに、なぜかストレスを抱えているなあと、ある日気づいたといいます。 「働く現代人は戦略的に休むことが大事です。お茶を淹れる時間をその“休み”に充ててみてはどうでしょうか」 こう提案するのは、茶道家として14年もの活動歴があり、お茶×働き方領域で事業展開をしている、TeaRoomの代表取締役、岩本涼さん。戦国武将たちが安らぎを求めたお茶の文化を現代に蘇らせ、現代人に、お茶を通じた"戦略的休息"を提案しています。 お茶を通じて「余白のある優しい社会」を目指す岩本さんに、これからの時代に必要な休み方を伺いました。