そこで、出ていった160万円のお金に関しては、これはこれでキチンとどこかで記録しておかないと、損益計算書で便宜的に計上した費用だけを見ていてお金の流出を過小に見積もり、気が付くと資金不足に陥る、なんてこともありえます。 お金の減少であれば貸借対照表の現預金の変化で把握できるじゃないか、という声が聞こえてきそうですが、それで分かるのはあくまでも「会社のすべての活動の結果として変動したお金の金額」で、設備投資にいくらかかったかという個別の金額は分かりません。 そこで、キャッシュフロー計算書というものを作り、「設備投資には160万円使いましたよ」と記録します(図51参照)。先に決算書は、損益計算書と貸借対照表、そしてキャッシュフロー計算書の3つで成り立っていると書きましたが、キャッシュフロー計算書とは会社のお金の増減を把握するものです。設備投資に160万円使ったのであればキャッシュフロー計算書に
8月4日、シャープは業務用LED照明事業に新規参入することを発表した。9月1日から新製品11機種を販売開始する。 LED照明は一般に、長寿命で消費電力が少ないとされる(参照記事)。シャープでは、世界的に照明器具の省エネ化への取り組みが進んでいること、福田ビジョン(参照リンク)で2012年までにすべての白熱電球を省エネ電球に切り替える目標を設定したことなどから参入を決めた。 健康・環境システム事業本部長の庵和孝氏は、「照明市場は2012年までに1兆円産業となり、そのうちLED照明の売上が3割を占めると予測している。まずは業務用LED照明からスタートして、次に一般向けも検討していきたい」と抱負を語った。 堺工場でも使用 今回、発売するのはオフィス向けの「ストレート(長方形)型」「スクエア(正方形)型」5機種と、オフィスのエントランスなど向けの「ダウンライト」6機種の全11機種。 LED照明は、
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7月30日から8月1日にかけて東京ビッグサイトで開催された太陽光発電総合イベントPVJapan2008。イベント名のPVは太陽光発電の英訳「Photovoltaic power generation」に由来。環境問題への意識が高まる中、今年誕生したイベントで、221の太陽電池関連メーカーや研究機関などが出展した。 緑色の薄い太陽電池 太陽電池は住宅の屋根に設置されたり、計算機に付属したりとさまざまな用途に利用されているが、それ自体が鑑賞物となることは、これまでまずなかった。 もっとデザイン性に優れた太陽電池が作れれば、製品の幅も広がるのではないか。そんな思いから「葉っぱ型太陽電池」を試作したのが産業技術総合研究所だ。PVJapan2008では、そのアプローチに興味を持った来場者がブースに詰めかけていた。 葉っぱ型太陽電池はどのようにして誕生したのだろうか。産総研の山成敏広特別研究員は、「太
斎藤忠久の「財務で読む気になる数字」とは? グロービス・マネジメント・スクールそしてグロービス経営大学院で教鞭を執る、斎藤忠久氏による新連載。ファイナンスの観点から話題になったニュースを独自の視点で読み解くコラム。 ※本記事は、GLOBIS.JPにおいて、2008年5月9日に掲載されたものです。斎藤氏の最新の記事はGLOBIS.JPで読むことができます。 「ベンチャー企業には無借金経営のところが多い。設立後まもなく信用力が低いからか」。今回は、グロービス経営大学院のクラスで問われた、この疑問に答えていきたい。 そもそもベンチャー企業は、どのようにして資金調達をしているのか。そのバランスシートに目を向けると、右側・貸方の大半が株主資本であり、借入金(有利子負債)は殆ど見られない。これは、なぜだろうか。 まず、経営者の立場から株主資本と借入金では、どちらが“使いやすい”かを、検討してみる。その
山崎元(やまざき・はじめ) 経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、1958年生まれ。東京大学経済学部卒業後、三菱商事入社。住友信託銀行など12回の転職を経験。2005年から楽天証券経済研究所客員研究員。ファンドマネジャー、コンサルタントなどの経験を踏まえ資産運用分野が専門。 雑誌やWebサイトで多数連載を執筆し、テレビのコメンテーターとしても活躍。主な著書に『会社は2年で辞めていい』(幻冬舎)、『「投資バカ」につける薬』(講談社)、『お金をふやす本当の常識』(日本経済新聞社)など。 山口揚平(やまぐち・ようへい) 早稲田大学政治経済学部卒。トーマツコンサルティング、アーサーアンダーセン、デロイト トーマツ コンサルティング、アビームM&Aコンサルティング シニア・ヴァイス・プレジデントを経て現職。 主な著書に『株M&A大化け相場に乗り遅れるな!』(日本実業出版社 2005年)、『なぜか
山崎元(やまざき・はじめ) 経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、1958年生まれ。東京大学経済学部卒業後、三菱商事入社。住友信託銀行など12回の転職を経験。2005年から楽天証券経済研究所客員研究員。ファンドマネジャー、コンサルタントなどの経験を踏まえ資産運用分野が専門。 雑誌やWebサイトで多数連載を執筆し、テレビのコメンテーターとしても活躍。主な著書に『会社は2年で辞めていい』(幻冬舎)、『「投資バカ」につける薬』(講談社)、『お金をふやす本当の常識』(日本経済新聞社)など。 山口揚平(やまぐち・ようへい) 早稲田大学政治経済学部卒。トーマツコンサルティング、アーサーアンダーセン、デロイト トーマツ コンサルティング、アビームM&Aコンサルティング シニア・ヴァイス・プレジデントを経て現職。 主な著書に『株M&A大化け相場に乗り遅れるな!』日本実業出版社 2005年)、『なぜか日
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