これな。 この話を知らずにこのニュースを捉えると見間違う。 新薬における薬価の決定は、簡単に言うと、開発費を販売が見込める数で割って、それに薬一つ一つの製造原価を加えたものを、営業利益と流通費合わせて3割増しにした価格になってる。 薬価=((開発費/販売数)+製造原価)*1.3) ただし、この算定方法があまりにも海外より高すぎるとか言う場合には調整が入るとか色々あるので、正確には以下の資料を https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000027ha4-att/2r98520000027p4k.pdf というわけで、使われる対象となる病気が非常に珍しい難病で、患者数が少なければ少ないほど、一人あたりの薬価は高くなる。開発費を割る人数が少ないから。 一方で、数が出れば出るほど一人頭の薬価は下がる。開発費を割る人数が増えるので。 この構造から、製薬会社は