JSRが台湾で液晶パネル用材料の研究開発を強化，開発棟を新設JSRは，台湾における液晶パネル用材料の研究開発機能を強化するために，台湾現地法人の拠点内に開発棟を新設することを決めた。この現地法人はJSRの100％子会社で，台湾で液晶パネル用材料を製造販売している台湾JSR Micro Taiwan Co., Ltd.（JSRマイクロ台湾）。開発棟の完成は2011年12月の予定。開発棟の新設と評価装置の導入などを合わせた総投資額は約12億円である。
半導体・FPDが回復も「中国旧正月次第」，JSRの2009年10～12月期決算
JSRが2010年3月期第3四半期（2009年10～12月）決算を発表した。同社の2010年3月期第1～3四半期（2009年4～12月）累計の連結決算は，売上高が対前年同期比－23％の2270億9800万円，営業利益が同－67％の113億200万円，純利益が同－68％の60億7500万円だった。部門別では，半導体材料やFPD材料を含む多角化部門の売上高が同－13％の1053億8800万円，営業利益が同－34％の147億7600万円である。このうち，半導体材料の売上高が同－17％の3億4800万円，FPD材料の売上高が同－6％の4億5500万円。
JSR，LEDの発光効率を改善する高屈折率のコート材などを開発
JSRは，高輝度発光ダイオード（LED）の発光効率を改善する高屈折率のコート材，およびLEDの信頼性向上に不可欠な新しい封止材を開発した。同社の従来のコート材における屈折率は1.7程度。開発した高屈折率のコート材ではそれが約1.9となる。同社によれば，LEDの発光素子上に同材を塗布することにより，LEDの発光効率が10％以上向上することがユーザー評価で確認されているという。同社は，発光効率の向上によりLEDの長寿命化や省エネルギ化が期待できるとしている。 一方，新しい封止材は，有機無機ハイブリットの透明樹脂でできたもの。有機無機ハイブリット材料を合成する同社独自の技術を用いることにより，有機材料の長所である柔軟性と無機材料の長所である高い耐熱性や信頼性を持たせたとしている。LED用の封止材としては現在，エポキシ樹脂やシリコーン樹脂が主流だが，前者は耐熱耐光性が不足し，後者はガスバリア性が不
4185ＪＳＲ- NIKKEI NET
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JSR，タッチ・パネル向けITOフィルム市場に本格参入
JSR（4185） 下期以降のフラットパネルディスプレー材料の減速を想定。（みずほ証券）（2010年8月20日 9:12）【NSJ日本証券新聞ネット】
半導体・ディスプレイ材料の強化へ，中国・上海に現地法人を設立，JSR
小川佳紀のお宝銘柄 液晶テレビの画質を決める重要素材を手がける-株のとれたてニュース-ダイヤモンド・ザイ・オンライン
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