工業用ミシンのJUKIは、2008年度中に「デジタル屋台」で組み立てる対象機種を全機種に拡大する。 デジタル屋台とは、作業台の横にモニターがあり、画面の指示通りに作業すれば、製品が組み上がるもの。新人作業員の育成期間短縮と作業精度の向上が狙いで、2004年から取り組みを始めたものだ。従来は5日間かかっていた新人の指導期間が1日に短縮する成果も出ている。 同社工場の主力ラインの3分の1の作業員は、派遣社員である。ベテラン作業員が付いて指導しなければならないが、早期に一人前できる仕組みづくりが課題だ。 従来、紙の作業指示書で組み立てさせていた。新人作業員からすれば、作業指示書も限られたスペースしかないために、要点だけをまとめていたために分かりづらい面があり、用紙には書いていないコツをベテラン作業員に指導してもらう必要があった。ベテラン作業員にとっては、作業内容を一度覚えてしまうと毎回確認するこ
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