4月29日、モトローラが発表した第1・四半期決算は、スマートフォン需要が拡大したことから、予想外の黒字を達成。写真は2009年10月にアリゾナ州で撮影した同社の看板(2010年 ロイター/Joshua Lott) [ニューヨーク 29日 ロイター] 米携帯電話大手のモトローラMOT.Nが29日発表した第1・四半期決算は、利益率の高いスマートフォン(多機能携帯電話)の需要が予想以上に拡大したことから、予想外の黒字を達成した。 グーグルGOOG.Oのソフトウェア「アンドロイド」を搭載した戦略が奏功したほか、収益に貢献しない低価格の携帯電話販売が減少したことも寄与した。 第1・四半期の利益は6900万ドル(1株当たり0.03ドル)。前年同期は2億3100万ドル(同0.10ドル)の赤字だった。 特別項目を除いた1株損益は0.02ドルの黒字で、アナリスト予想の0.01ドルの赤字を上回った。 第1・四