IHIの現金を稼ぐ力が落ち込んでいる。営業活動で得た現金から投資による支出を引いたフリーキャッシュフロー(FCF、純現金収支)は2020年3月期に613億円のマイナスとなった。マイナスは2期連続。成長分野と位置づけて急ピッチな投資を続けてきた航空エンジン事業がコロナ禍で資金収支の悪化を招いている。「航空の一本足打法のような状況に陥っていた」。IHIの山田剛志副社長はこう話す。IHIはエアバス向
![IHI、コロナで気づかされたエンジン投資の重荷 証券部 南畑竜太 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d4620cdb5892afcec9c83e85d72135016882538/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO6179708021072020000001-3.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D8d7c135ff98e34da4e9b5715a48c1796)
日本でただひとりの“空飛ぶ副社長”を務めるピーチ・アビエーション(APJ/MM)の角城健次機長が12月3日、68歳の誕生日を前にラストフライトを終えた。航空法により旅客機の機長としては定年を迎えるためで、関西空港のオフィスには多くの社員が集まり、48年間のパイロット人生を終えた角城機長を出迎えた。 【ラストフライトを終えるピーチの角城機長】 角城機長は国の航空大学校を卒業後、全日本空輸(ANA/NH)に1974年4月入社。戦後初の国産旅客機である日本航空機製造YS-11型機や、ボーイング727型機、737、767、777に乗務し、2011年6月からは同じくANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下で就航前のピーチに転じ、A320を操縦した。旅客機は機種ごとにライセンスが異なり、A320のライセンスを所得する際、角城機長は59歳だった。上司からピーチへ行って欲しいと頼まれた際、年齢を
ホンダは13日、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の2019年上半期(1~6月)の納入機数が17機となり、小型ジェットで世界最多だったと発表した。ホンダジェットが上半期の世界首位となるのは17年、18年に続き3年連続。 全米航空機製造者協会(GAMA)がまとめた最大離陸重量が1万2500ポンド(約5670キログラム)以下の「超小型機」部門で、競合する米セスナの「サイテーションM2」の16機をわずかに上回った。18年上期もホンダジェットが1機差でセスナをかわしており、首位を巡る2社の激しい競争が続く。 ホンダジェットは18年5月に発表した燃料タンクを大きくして航続距離を延ばすなどした新型機「ホンダジェット エリート」が好調だ。19年上半期はハワイのチャーター機運航会社へホンダジェットを複数納入したこともトップ維持に貢献したとみられる。 世界でのホンダジェット運航機数は130機を超える。
9日未明、アメリカのオバマ大統領が、東京・福生市の横田基地に“極秘来日”しました。これはASEAN首脳国会議を終えて、ラオスのワットタイ国際空港からワシントンへの帰路での出来事です。 オバマ大統領搭乗の政府専用機・通称エアフォースワンは、ボーイング747-200Bを改良した機体です。航続距離は約1万3000キロ。今回、ラオス~ワシントン間の飛行距離の関係から横田基地に立ち寄り給油を行いました。
三菱重工業、川崎重工業と並ぶ「重工御三家」でありながら、これまでシェア世界一といえる製品がなかったため重工業界で影の薄かったIHIが、このところ投資家の間での存在感を強めている。「石の上にも30年」とばかり忍の一字で育ててきた民間航空機向けジェットエンジン部品(以下、エンジン部品)がシェア世界一になると共に、同事業が同社の花形になってきたからだ。 同社が今年5月に発表した15年3月期連結決算は1兆4558億円、営業利益は632億円、純利益は90億円だった。だが、株式市場で注目されたのはそんな目先のことではなかった。同決算の営業利益の63%を占める396億円が「航空・宇宙・防衛」部門の稼ぎによるものであり、同部門の高収益に貢献したのがエンジン部品という地味な事業だったからだ。 エンジン部品は事業サイクルの2巡目に入り、今後も安定した収益源になることが確実視されている。さらに、御三家のエンジン
アラブ首長国連邦のアブダビ国際空港でお披露目されたエティハド航空のファーストクラスのキャビンアテンダントの制服を着たモデル(2014年12月18日撮影)。(c)AFP/MARWAN NAAMANI 【12月22日 AFP】アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国際空港(Abu Dhabi International Airport)で18日、エティハド航空エアバス(Airbus)A380型機とボーイング(Boeing)B787型機の内部が公開された。A380は27日のロンドン便から、B787は2015年2月1日のデュッセルドルフ便から運航を開始する。 当日は乗組員の制服もファッションショー形式で発表され、キャビンアテンダント、シェフなどの制服を着用したモデルたちが登場した。(c)AFP
「静かだった」――。参加者のほとんどが、こう口をそろえた。 11月20日、東京・羽田空港。前日、日本の地に初めて降り立った欧州エアバスの最新鋭大型旅客機「A350」が報道陣などに初公開され、デモフライト(遊覧フライト)も実施された。遊覧フライトには報道関係者をはじめとして、A350を大量発注している日本航空(JAL)関係者や招待客などが参加。筆者も搭乗した。 A350は座席数300前後で、JALは長距離国際線などを中心にで飛ばしている米ボーイングの大型機「777」の後継と位置づけている。エアバスはA350初号機を、カタール航空へ12月にも納入。カタール航空が世界の航空会社で初めて導入するローンチカスタマーになる予定だ。国内ではJALが確定で31機、オプション25機を加えた56機を発注し、JALのA350初号機は2019年に納入される見通し。エアバスは2014年10月末で世界39の航空会社か
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2度の大惨事に見舞われたマレーシア航空の上場廃止による完全国有化が決まった。8月6日付の本コラムでも事前に一報していたが、8日、筆頭株主の国営投資会社「カザナ・ナショナル」が保有する69.4%以外の同社未保有株式を、総額約13億8000万リンギ(約441億円)で買収することを決定したというもの。 上場廃止は痛みを伴う再建か、政府依存体質の温存か たった4カ月の間に発生した、3月の航空機失踪事件、さらには7月の撃墜事件が長年の経営不振に追い討ちをかけ、マレーシア政府は、倒産危機にあったナショナル・フラッグ・キャリアの完全国有化で、「経営破綻で自滅か?」との懸念や憶測を、国の信用でもって払拭するのが得策と判断したというわけだ。 加えて上場廃止により「さまざまな規定や制約を受けず、しかも市場の意見に左右されず再建を可能にさせる合理的な選択」(大手銀行のアナリスト)とする一方、破綻説が一人歩きして
“メード・イン・ジャパンの小型ジェット旅客機”の周りには、黒山の人だかりができた。英ファンボローで7月に行われた航空ショー。三菱航空機が売り込みを図る「三菱リージョナルジェット(MRJ)」の模型などが展示されたブースは熱気に包まれていた。 「まだ実際に飛んでいない飛行機だが、競合機より2割優れた燃費や室内の広さなどの技術面、飛行開始後の具体的なサポート体制をひたすら丁寧に説明することで信頼を少しずつ得てきた」。川井昭陽社長はこう手応えを示す。採算ライン目前 航空ショーでは、ミャンマーの「エア・マンダレー」から10機の受注に成功。総受注数はこれで、最大25機の納入を決めている全日本空輸分を含めて335機となった。今後20年で2500機という最終目標にはまだ及ばないものの、100人乗りクラス機の採算ラインとされる400~500機はもう目の前だ。 航空ショーでは、別の日本企業も脚光を浴びた。米ボ
中東の真ん中に位置するアラブ首長国連邦(UAE)。その首都であるアブダビを拠点とする航空会社が、猛烈に勢いを増している。エティハド航空。日本では、成田国際空港と中部国際空港(北京経由)から、アブダビ国際空港に就航するエアラインである。 「今日はエティハドにとって、歴史的な1日だ」――。5月4日、アブダビのフェアモントホテル内に設けられた特設会場で、エティハドのジェームス・ホーガンCEOは高らかに宣言した。 同社はこの日、世界各国から約160人のメディア関係者を招き、大々的な発表会を開催。エアバス「A380」とボーイング「787」を新機材として導入し、2014年12月から主要な路線で順次、就航すると発表した。 まるでマンションの1室 エティハドはこれまでボーイング「777」、エアバス「A340」「A330」「A320」「A319」などの機材を飛ばしてきたが、総2階建てで世界最大級の超大型旅客
新明和工業が製造する、海上自衛隊の救難飛行艇US-2。 前身となるUS-1から起算すると、900回以上の出動回数を誇り、 捜索・救難活動により、多くの人命を救助してきました。 高波3メートルの海上に着水が可能な世界で唯一の機体であり、 優れたSTOL(短距離離着水/地)性能により、 離水距離は280メートルと、驚異的な能力を有しています。 新明和工業には、US-2を民間の消防飛行艇として販売する計画もあり、 模型を展示した2005年のパリ航空ショーでは、 約20カ国から興味があるとの打診を受けたそうです。 インドに輸出する方向でインド側と一致したと報じられているこの機体。 外国人からは、様々な反応が寄せられていました。 リクエストありがとうございましたm(__)m US-2離着水・航行展示・後半(阪神基地隊キッズサマーフェスタ2010) ■ とても優れた飛行機だと思う。イギリス海軍でも飛行
日本初の格安航空会社(LCC)として、2012年3月から就航しているピーチ・アビエーション。関西国際空港(大阪府泉佐野市)を拠点に、ピンクを基調にしたカラーリングの機体を飛ばしている(2013年末時点で国内9路線、国際5路線)。初フライトから3年目を迎える2014年は、沖縄の那覇空港に第2拠点を設ける計画も進行中だ。 関空を拠点とするピーチのビジネスモデルは当初、多くの専門家から「失敗する」と酷評を受けていた。ところが、これまでの平均搭乗率は約85%という高水準で推移。成田国際空港を拠点に、同じく2012年に就航した和製LCCのジェットスター・ジャパンやバニラ・エア(旧社名はエアアジア・ジャパン)に比べて、「頭一つ抜けている」との評価に変わっている。 ピーチはライフスタイルを変えるツール ――ピーチは就航開始から約1年半後の2013年9月に、累計搭乗者数300万人を達成しました。 当初計画
ホンダは23日、開発中の小型ジェット機「ホンダジェット」について、米航空機事業子会社が米国連邦航空局(FAA)から型式検査承認を取得したと発表した。 これにより、型式証明に向けた最終的な飛行試験が実施できるようになり、今後1年間は、FAAのパイロットが搭乗する。2015年の量産開始に向けた準備が整うことになる。 ホンダは、06年に操縦士を含めた6人乗りの小型ジェット機「ホンダジェット」の生産販売に乗り出すと発表し、同年から受注を開始。現在まで計100機以上を受注している。 当初、10年中に1号機の引き渡しを計画していたが、FAAからの認可が下りず、計画が延期されていた。量産開始の2~3年後をめどに年80~100機の生産を目指すとしている。エンジンは、提携先の米ゼネラル・エレクトリック(GE)と共同開発する計画。
カナダのウエストジェット航空が行った粋な“クリスマスの奇跡”がネットで大きな注目を集めています。同社がYouTubeに投稿した紹介動画「WestJet Christmas Miracle: real-time giving」は、公開数日でなんと1600万回再生を記録。さまざまなメディアが同社のドッキリを紹介しています。 今回のドッキリに巻き込まれたのは、カナダ内の2つ空港からのカルガリー行きフライトに乗り合わせた250人以上の乗客たち。時期柄クリスマス仕様に彩られた出発ロビーには1つのデジタルサイネージ(大型スクリーン)が置かれていて、搭乗券をかざすとサンタとおしゃべりできるというサプライズが“まず”用意されていました。 ロビーにサンタとおしゃべりできるコーナーが 子供から大人までサンタとつかの間のおしゃべりを楽しみます サンタにプレゼントの希望を聞かれ、「汽車のおもちゃ」「Android
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