ルワンダのポール・カガメ大統領(左)とウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領(右、2018年3月25日撮影)。(c)Michele Sibiloni / AFP 【6月10日 AFP】アフリカ中部のウガンダ・ルワンダ国境にある町カツナ(Katuna)に暮らす人々は、ほとんど国境を意識することなく生活してきた。住民は両国間を自由に行き来して働き、子どもたちも国境を越えて学校に通い、商取引も盛んに行われていた。ところが今年2月、ルワンダが突然国境を閉鎖し、長年培われた「和」は消滅した。 森林が広がる国境地帯には両国の兵士が配備され、貨物トラックや行商人たちは引き返さざるを得なくなった。 国境封鎖の原因は、ルワンダのポール・カガメ(Paul Kagame)大統領と、ウガンダのヨウェリ・ムセベニ(Yoweri Museveni)大統領の対立の激化だ。かつて緊密な同盟を結び、それぞれが自国内で権力を掌握
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