米マイクロソフトの共同創業者で資産家のビル・ゲイツ氏が、自身の財産の5%に相当する保有株を寄付した。 今世紀に入ってからの同氏の寄付金として最高額となった。 14日公表された米証券取引委員会(SEC)への届け出によれば、ゲイツ氏は保有するマイクロソフト株6400万株、46億ドル(約5070億円)相当を6月6日に寄付した。寄付の相手先は明らかになっていないが、同氏のこれまでの寄付の大半は、夫妻が創設した慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」宛てだ。 ブルームバーグの推計によれば、ゲイツ氏(61)は1999年にマイクロソフト株160億ドル相当を、その1年後には51億ドル相当を寄付したが、今回の額はそれ以来の大きさ。 ブルームバーグ・ビリオネア指数によると、今回の寄付の後でもゲイツ氏の資産額は861億ドルで世界1位だ。 https://www.bloomberg.co.jp/news/a