8月22日に放送された『科捜研の女』(テレビ朝日系)の第14話。こんなにも先が読めず、斜め上に突き進むドラマを観たのは久しぶりである。 第14話あらすじ 内科医院の元院長・瀬田一郎(鶴田忍)が、自室で何者かに殺害された。死因は、側頭部を細い凶器で強打されたことによる脳挫傷。臨場した榊マリコ(沢口靖子)たちは、室内から1通の“葬儀契約書”を見つける。一郎本人が生前予約したらしいが、遺族は寝耳に水だった。 直後、司法解剖に入ろうとするマリコの前に葬儀プランナー・神城峰子(中島ひろ子)が現れる。峰子は一郎が葬儀の生前契約を結んだ相手で、一郎が死後すみやかに火葬するよう望んでいたことを明かし、解剖が終わり次第、遺体を預かると申し出た。峰子は墓場まで持っていきたい秘密を遺族に絶対バレないようにする葬儀プランナーとして有名で、同業者の間で“秘密屋”と噂されているという。一郎には家族に隠し通したい秘密が
画像は上沼恵美子CD『あかんたれ』より 世間を驚かせた7月20日の雨上がり決死隊の宮迫博之さん(49)とロンドンブーツ1号2号の田村亮さん(47)の謝罪会見。この会見をめぐり、様々な大物芸能人が自分の思うところを述べられています。その中で、特に評価が高まった2人の女性芸能人がいます。“芸能界のご意見番”こと和田アキ子さん(69)と、浪花の女帝・上沼恵美子さん(64)です。 まずは和田さん。20日の会見時、『アッコにおまかせ!』(TBS系)のスタッフが宮迫さんに「もし答えられるならで結構なのですが、不倫報道の時、『オフホワイト』と言っていましたが、今の心境を色で表すと?」という質問をし、宮迫さんが「今日は謝罪のために来ているので…。すいません、ちょっと話が違いますので」とやんわり断ったという経緯がありました。 ネットでは質問に対する批判が集中していましたが、この発言について和田さんが21日放
吉本興業の芸人を中心とした“闇営業”騒動はいまだに世間に大きな波紋を広げている。 ここに来て、一部の吉本芸人のSNSによる書き込みなどから、反社会的勢力との闇営業そのものを通り越して、吉本興業のブラック企業ぶりに対する批判の声も高まっている。 「このタイミングで、なだぎ武さんやキートンさんらが自身の生活の困窮ぶりや吉本興業を介した正規の仕事のギャラの安さを改めて示唆したことに加えて、ほとんどの“所属芸人”が会社と正式な契約を交わしていないことを明らかにしたことで、一気に吉本批判が噴出した印象です」(スポーツ紙記者) こうした逆風を受けて、吉本サイドは所属芸人たちと大規模な面談を行い“身体検査”に力を入れることを発表したり、公式サイトに「決意表明」と題した声明文を掲載するなど、火消しに奔走しているが、いまだに沈静化の兆候は見られない。 そもそも、吉本興業のギャラの仕組みや所属芸人との契約はど
誰が仕込みかわからないスリル 『バカリズムの30分ワンカット紀行』は、スタッフが撮影したVTRを上映し、バカリズムと内田理央がワイプでコメントを入れて進行する。ワンカット映像は手ぶれを抑える「ステディカム」で撮影され、編集は早送りだけOK(尺調整のため)。 ナレーションはなく、VTR内の情報はテロップのみ。 第1回の「西荻窪」では、JR西荻窪駅を起点に約300mの範囲を歩いた。街を歩いていると、住民が次々とカメラの前に登場してくる。この住民たち、通常の街ブラ番組のように偶然出会ったのではなく、全て事前に段取り済み。 商品を説明してくれる老舗の染物屋や、店頭でギターを弾き始める古着屋。さっき通行人で登場したスナックのママと常連客が甘味処で一緒にあんみつを食べていたりするし、電気店のテレビに「もうすぐ夜 ナイトスポットへ急げ!」と指示が出ていたりする。 とにかく仕込みが多いのだが、誰が仕込まれ
東京都知事選(31日投開票)に野党統一候補として出馬しているジャーナリスト・鳥越俊太郎氏の周辺が、にわかに騒がしくなってきた。 抜群の知名度とオバ様ウケするルックスで、選挙戦の主役に躍り出たが……。 「ひとつは、やはり健康問題です。本人は『これまでの人生で一番元気』と述べていますが、御年76歳ですからね。連日の猛暑もあり、1日に何カ所も遊説に回ることはできないようです。選挙カーから降りる際には、転落を恐れるスタッフが介護老人をケアするかのように、下で構えていますからね」とは政治担当記者。 当選して任期を満了した場合、2020年の東京五輪のときには80歳。そこまで体が持つかどうか心配だ。気になる情報も流れている。 「今週発売の週刊誌が、相次いで鳥越氏の“身体検査”を実施。その結果、女性問題に関する記事が掲載されるようです」(別の政治担当記者) テレビ各局や一般紙、スポーツ紙は告示日後のスキャ
この間、ずっと回答者席に座り続けたのが黒柳徹子。だが、当初は番組出演を固辞したという。 黒柳:私は「ふしぎ発見」に出るまで、クイズ番組に出たことがありませんでした。なぜなら、私には非常識なところがあるからです。当時の私は『徹子の部屋』の他に『ザ・ベストテン』もやっていましたので、「あの人はどうも頭が悪いらしい」となると、他の番組にも悪影響が出てしまう。だから、クイズ番組はお断りしていたんです。 そんな黒柳を説得したのが、囲み取材にも参加した重延浩ゼネラルプロデューサーだ。 黒柳:重延さんが「これはクイズというよりも、歴史の勉強です」と。「番組を通して、たとえば『ジャンヌ・ダルク』はどんな人だったのか、何をした人かがわかるような歴史の番組にしていきたいんです」と仰ったんです。私もちょうど、「いつか歴史を勉強しないと死ねないな」と思っていたので、出演料もいただけて勉強できるなんてこんな素晴らし
【アテネ共同】江戸時代に幕府の禁教令で国外追放となり、1615年に死亡したキリシタン大名、高山右近について、ローマ法王庁(バチカン)は22日までに、カトリックで最高の崇敬の対象とされる「聖人」となる前段階の「福者」に認定する手続きを進めることを了承した。バチカン関係筋が明らかにした。 枢機卿らによる会議で認定を決定し、法王フランシスコの承認を経た上で、年内か来年初めにも正式に発表される見通し。福者認定の儀式「列福式」は来年日本で行われる予定という。
最近のプロ野球はデータを使った分析がかなり進歩している。例えば、日本ハムは選手能力を数値化した独自システムを開発しているし、楽天も先日にデータ分析を行なう「チーム戦略室」にネットで著名なやまもといちろう氏を招き、大きな話題となった。 メジャーリーグでは映画「マネーボール」で描かれていたように、日本よりもかなりデータ分析が進んでいる。 しかし、日本でも「マネーボール」が話題になる以前にデータをもとにして多くの勝利をもたらした名将がいた。野球ファンであればすぐに誰であるか分かるだろう。「野村克也」である。 現在主流の統計学的データとは少々違うが、スコアラーが記録した配球などのデータなどを参考に、経験や勘に頼らないID野球を確立した人物だ。 この話だけを聞くと野村という人物がデータのみを信じるという合理主義的な側面を持っていると思われがちだが、関係者の話を聞くと必ずしもそうでないことが分かる。
セガが、家庭用ゲーム機の製造事業から撤退を発表したときのテキスト。 “そもそも奇妙なのは、こんな内容の文章が、プレスリリースや株主向けの広報などではなく、「SEGAを応援してくださるみなさん」に宛てて書かれているという事実だ。” 『僕たちのゲーム史』のさやわかによるセガ論「セガはいつも僕たちの仲間だった」は、この「玉音放送」の謎を巡るセガ論だ。 “なぜ、この文章はこのように書かれたのか。 そして、これが「玉音放送」だというのならば、彼らの戦いとは、そして敗戦とは、一体何だったのか。” セガと、セガのファンが共有していた理想と思想と「どっか抜けてる」ところを、数々の資料と証言で語っている。 掲載誌は『小説すばる2014年10月号』。 小説の雑誌なのに、特集が「90年代ゲームのいろいろ あのころ、ゲームに夢中だった」だ。 なぜ、いま、小説誌で!? (もうひとつは、ちゃんと「北方謙三 兵飛伝」特
牛乳プリン、マロンプリン、マンゴープリン、ココアプリン、塩バターキャラメルプリン……などなど、増え続けてるプリンの種類。 昔はプリンといえば、カラメルソースのカスタードプリンだったはず。 それが今じゃ、プリンっぽくないものまで、プリンを名乗ってる。 そうなると、「プリン」って名前をつけられる定義が分からない。食品事典ではプリンのことを「卵と牛乳と砂糖を主材料」とか「卵が加熱によって固まる性質を利用」って表現してるけど、特にスーパーやコンビニに並んでるものは、卵を使わずにゼラチンや寒天などで固めてるものが多い。中には“ヨーグルトプリン”なんていう、「ヨーグルト姓」を名乗るものまである。 原材料や製法などに「プリン」って名前をつけられる基準はあるんだろうか。社団法人日本洋菓子協会連合会に話を伺った。 「プリンという名前をつけられる定義は、特にありません。自由に名前をつけられるのが現状です」 ま
どうやらコンピューターは、将棋が上手くなりたいらしい。 1974年に始まった、コンピューター将棋の開発。きっかけは、作家が小説の材料として「江戸時代の棋士が、現代の棋士と戦ったらどうなるのか」シミュレーションするためだった。ただこのときは、人工知能の研究者数名が開発したものの、コンピューターのレベルは、ルール通りに指すのがやっとという程度。それからずっと、コンピューターは将棋に本気で取り組んできた。 そして2010年10月、コンピューターは女流棋士に勝利。169台のマシンと4つのソフトが力を合わせるという、引くくらいの本気を見せた。もちろんこの先、コンピューターは将棋界の頂点を狙おうとしている。 なぜコンピューターは、こんなにも将棋を極めようとしているんだろう? そして、どうして人間と戦うんだろう? 10月の戦いで女流棋士に戦いを挑んだ社団法人情報処理学会の、松原仁教授(公立はこだて未来大
今ネットの世界で将棋が大いに盛り上がっている。7番勝負、一局2日制といった長丁場の棋戦の生中継に10万人を超す視聴者が見入るというような現象も起こっており、これはただ事ではない。 そうした人気の棋戦の中でも、名人戦と並んで有名なのが「竜王戦」(読売新聞主催)だ。ちなみに、現在のタイトル保持者は渡辺明竜王(9期連続)。 ところで、この棋戦の名称、どうして「竜王」なのか。王将の王が入っているのは自然だが、なぜ竜の字が入っているのか。名前に同じ竜の字を持つ筆者にとって気になるところなので、日本将棋連盟に聞いてみることにした。 同連盟のホームページを参照すると、それまで「十段戦」と呼ばれていた棋戦が発展的に解消され、1988年より竜王戦がスタートしたという。だが、名称が決まった経緯は記されていない。問い合わせたところ、 「読売新聞文化部記者で、当時の将棋担当だった山田史生氏の著書『将棋名勝負の全秘
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く