Googleがウェブブラウザ「Chrome」をオンライン広告の新たな表示場所として利用し始めたようだ。 筆者は米国時間11月24日、コンピュータ使用中に広告が表示され始めたことに気が付いた。筆者以外のユーザーも、これらの広告を目にしているはずだ。現在表示されている広告は、このクリスマスシーズンに発売となったGoogleのChrome OSを搭載する「Chromebooks」に関するものである。 これらの広告はウェブページのコンテンツを押しのけて表示されることはなく、通常のウェブ閲覧を妨げないようになっている。またウェブページ上の通常の広告とも競合せず、Chromeの「新しいタブ」ページの最上部で薄い黄色のボックス上に表示される。 このページは通常、ユーザーが他のサイトへと移動するための中継点にすぎない。しかし、「Chrome Web Store」アプリケーションのハブとして、また、Chro
米Googleは11月16日、Webブラウザの安定版「Chrome 15」のアップデートを公開し、1件の脆弱性に対処した。 Google Chrome Releasesブログによると、最新版の「Google Chrome 15.0.874.121」ではJavaScriptエンジンのV8を更新し、範囲外にデータが書き込まれてしまう脆弱性に対処した。 危険度は同社の4段階評価で上から2番目に高い「High」と位置付けられ、問題を悪用された場合、攻撃者がサンドボックス内で任意のコードを実行できてしまう恐れがある。発見者には1000ドルの賞金が贈られた。 このほかに、過去のリリースで生じていたiframeに関する不具合の修正も盛り込まれた。 Chrome 15はWindows、Mac、Linuxの各OSに対応。ユーザーには自動的に更新が配布される。
米Evernoteは11月16日(現地時間)、Webページから広告やリンクなど、気が散る要素を一時的に非表示にする拡張機能「Evernote Clearly」を米Googleの「Google Chrome」向けにリリースした。Chrome Web Storeからダウンロードできる。他のWebブラウザ版も開発中という。 追記 Evernoteによると、現時点では日本語は正式サポートしておらず、レイアウトが崩れる可能性があるという。日本語対応は現在チューニング中とのこと。 Evernote Clearlyをインストールすると、ツールバーにランプのアイコンが追加される。読みたいWebページを表示した状態でこのアイコンをクリックすると、ページ上のメニューバーや広告、他のページへのリンクなど、本文と直接関係のない要素を省いたシンプルな表示に切り替わる。本文内に埋め込まれた関連記事へのリンクも無効にな
「Google Chrome 15.0.874.120」ではAdobe Flash Playerを最新バージョンに更新したほか、複数の脆弱性や不具合に対処した。 米Googleは11月10日、Webブラウザ安定版「Google Chrome 15」のアップデートを公開した。Adobe Flash Playerを最新バージョンに更新したほか、複数の脆弱性や不具合に対処している。 Google Chrome Rleasesブログによると、更新版の「Google Chrome 15.0.874.120」では、Flash Playerを脆弱性が修正された最新版に更新し、V8エンジンもアップデートした。 脆弱性は7件が修正され、このうち「Theoraデコーダのダブルフリー問題」「エディティングにおける解放後使用問題」など5件は危険度が上から2番目に高い「高」に分類されている。
Googleのソーシャルネットワーク「Google+」が、「YouTube」および「Google Chrome」と直接統合することによって情報のやり取りができるようになった。 Google+ユーザーは、新たに加わった「スライド式」のYouTube検索窓を使って、視聴したい任意の動画コンテンツを探して共有できる。Google+アカウントを持っているユーザーの「ホーム」ページの右上隅にはYouTubeボタンが表示されている。マウスポインタをこのボタンの上に移動させると、検索窓が広がって任意の単語またはフレーズを入力できる。その後、新しいYouTube再生ウインドウが開いて、入力した検索キーワードに関連する動画へのリンク一覧が表示される。 たとえば「CNET」と入力すると、米CNETのスタッフによるさまざまなレビューやインタビューといった動画へのリンクが表示される。YouTube再生ウインドウの
米Googleは10月25日(現地時間)、Webブラウザ安定版のアップデートとなる「Google Chrome 15」(15.0.874.102)をリリースした。 今回のアップデートでは、「新しいタブ」(タブの右端に表示される「+」をクリックして表示するタブ)の機能を刷新した。Webアプリストア「Google Chrome Web Store」との連係が強化され、同社のモバイルOS「Android」のホーム画面のようなアプリ管理機能を担うようになった。 従来の新しいタブには、インストール済みのWebアプリのアイコンと、「よくアクセスするページ」と「最近閉じたタブ」へのリンクが並んでいたが、これらが別々のセクションにまとめられ、アプリとよくアクセスするページの2つのセクションを下のボタンで切り替えられるようになった。また、ページ右下に「最近閉じたタブ」ボタンが追加され、ここから閉じたページを
米国時間10月25日、「Google Chrome 15」安定版がリリースされた。「New Tab」(新しいタブ)ページがアップデートされ、「Most Visited」ページ(よくアクセスするページ)とともにウェブアプリとカスタマイズ性が強調されるようになった。Windows、Mac、Linux、およびGoogle Chrome Frameに対応し、セキュリティ面でもいくつか重要な改善が施されている。ただし、「Omnibox」の履歴を同期する機能は依然としてChromeベータと開発者向けチャネルでしか提供されていない。 New Tabページでは、アプリやブックマークをドラッグ&ドロップして、カスタムカテゴリを作成することができる。また、ページの両端にナビゲーションのための矢印が設けられており、マウスオーバーすると強調表示される。 New Tabのアップデートに合わせて、Googleのウェブ
Microsoftが、台湾の契約メーカーQuanta Computerと特許契約を締結した。これは、Googleの「Android」および「Chrome OS」を採用しようとするハードウェアメーカーに、Microsoftから技術のライセンス供与を受ける必要があることを納得させる継続的な取り組みの中での最新の動きだ。 Quantaとの契約はGoogleの両OSを対象としている。両社は契約条件を明らかにしなかったが、Microsoftは合意に基づきQuantaから特許使用料を受け取るという。 Microsoftでコーポレートバイスプレジデント兼知的財産担当副ゼネラルカウンセルを務めるHoracio Gutierrez氏は米国時間10月13日、声明で次のように述べた。「Quantaと今回の合意に達したことに満足している。また、市場でのAndroidおよびChrome端末を取り巻く知的財産問題の解
米Googleは10月7日(現地時間)、Webブラウザ「Google Chrome」経由でのリモートデスクトップ操作を可能にするChromeの拡張機能「Chrome Remote Desktop BETA」を公開した。 リモートデスクトップは、ネットワークに接続されたPCから他のPCを操作できるようにする技術。Chrome Remote Desktop BETAは、ChromeブラウザをインストールしたWindows PC、Mac、Linuxと、Chromebookで利用できる。Chrome上で生成するワンタイムのアクセスコードを入力することで、リモートのPCに接続し、操作できる。 Googleは、「リモートITヘルプデスクでの利用が考えられる」としており、企業ユーザーを意識しているようだ。同社はChromebookの企業採用の拡大を目指し、「Chromebooks for Busines
Googleは米国時間10月7日、「Google Chrome」の新しい拡張機能である「Chrome Remote Desktop」のベータ版をリリースした。この機能を使用すると、ネットワーク上の別のコンピュータをリモート制御できる。 リリースノートによると、「『Chrome Remote Desktop BETA』は完全にクロスプラットフォームであり、Windows、Linux、Mac、Chromebookを含め、Chromeブラウザのあるコンピュータなら、どの2つのコンピュータでも接続できる」という。 現在この機能では、リモート管理を有効にするたびに許可を与える必要がある。リリースノートには「このバージョンでは、ユーザーは1回かぎりの認証コードを伝えることで、別のコンピュータとアクセスを共有したりアクセスを与えたりすることができる。アクセスは、ユーザーが1回かぎりで特定した人物にのみ与
Google、オーディオ機能やLion対応を盛り込んだ「Google Chrome 14」の安定版リリース 「Web Audio API」の実装で高度なオーディオを使ったゲームに対応し、2008年発表のNaClアプリを利用できるようになったほか、「OS X Lion」版ではフルスクリーンモードに対応した。 米Googleは9月16日(現地時間)、Webブラウザ安定版のアップデートとなる「Google Chrome 14」(14.0.835.163)をリリースした。Webアプリやゲーム関連の新機能が追加されたほか、米Appleの「OS X Lion」対応が強化された。 Web Audio API 「Web Audio API」は、音声処理・合成のためのJavaScript API。開発者はこのAPIにより、Webアプリやゲームにさまざまなサウンドエフェクトを追加できる。サンプル紹介ページには
Googleは「Google Chrome 14」の安定版をリリースした。同ブラウザとしては初めてNative Client(NaCl)に対応する。NaClは、CやC++のコードをブラウザ内で安全に動作させることのできるオープンソース技術だ。ソフトウェアは基本的に2つの保護されたサンドボックスの中で動作するため、理論的にはブラウザベースの脅威を大幅に低減する。NaClは、Chrome 14においては「Chrome Web Store」のアプリにのみ対応するが、GoogleはNaClのサポートを拡張していく計画だ。 Chrome 14にはまた、Web Audio APIが加えられた。これにより、開発者はHTML5を利用して、高度な音響効果を作成できる。こちらのページでそのサンプルを聞くことができる。 「Mac OS X Lion」向けの新機能として、Lionのオーバーレイスクロールバーに対応
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