前回までのまとめ・・・“無消費“を生み出している”制約”を解き放とう! 前回の連載では、新市場型の破壊的イノベーションを生み出すためには、“無消費(ノン・コンサンプション)”の状況を見つけるのがよい、というお話をしました。“無消費”とは、何らかの“制約”によって製品やサービスが使われていない状況のことです。 そして、制約には“スキル”、“資力”、“アクセス”、“時間”の4つがあることを学びました。これらの消費を妨げている“制約”を解き放つような、できるだけシンプルな解決策を考え出すことができれば“新市場型の破壊的イノベーション”を起こすことが期待できます。 過剰満足(オーバー・サティスファクション)を探せ! もし、いくら多様なメンバーを集めて“無消費”の状況を探しても、どうにも見当たらなかった場合には、第二の覇道、すなわち“過剰満足”の顧客を探すと良いでしょう。このアプローチは、自社が供給