(以下、「タッチ」のネタバレを含む。ネタバレといっても、ポートピア連続殺人事件の犯人なみに知られていることなので、気にする必要もないのだろうが。このタイトル+冒頭の注釈だけなら、ネタバレにはなっていないと思う) あだち充『タッチ』を精読する。浅倉南はほんとうは何を考えていたのか。 - Something Orange が面白かった。 それと同時に、長年の疑問を思い出したので、書いてみたい。 あだち充は、なぜ達也ではなく和也を殺したのだろうか? 「タッチ」で描かれているキャラクターの位置づけは、まさに↑の通りで、 天才ちゃんの南と(ただ、ピンチヒッターで出た新体操の大会で、優勝寸前までいくというのは、作者は新体操なめてんだろ、とは思った) 天才ちゃんで、南からも一貫して愛されている達也と 努力家で、南から本当に欲しい思いをもらえないことにうすうす気付いている和也なら、 漫画家によっては、同じ