家族連れで楽しめることを掲げて開業した「レゴランド・ジャパン」。前夜から開園を待ちわびる人が並び始め、午前7時半には約500人の行列ができた。予定より約1時間早い午前9時前に開園。人気の高さを裏付けたが、一体どんな施設なのだろうか。 【写真】レゴブロックで街並みを再現した「ミニランド」。通天閣(左)などが並ぶ=3月17日、名古屋市港区、戸村登撮影 ■ブロックは崩れない? ナゴヤドーム、東京駅、通天閣、清水寺……。見どころの一つが、各地の名所をブロックで作った「ミニランド」という区画だ。使ったブロックは計1千万個。名所を撮影した写真に基づき、ビルダーと呼ばれるレゴ社認定の職人が2年がかりで制作。世界各国から名古屋に運び込んだ。 ブロック内には鉄板を入れ、特殊な接着剤で強度も高めた。子どもが触っても壊れず、紫外線を防ぐ塗料も塗っている。ただ、劣化を防ぐために5年に1度をめどにブロックを入れ