(CNN) 米ミズーリ州スプリングフィールドの警察は10日までに、重武装した男が小売り大手のウォルマートの店内を歩き回るなどしたとして逮捕したと発表した。テロの脅威を及ぼした容疑となっている。 発砲はなく、けが人もいなかった。騒ぎは8日午後に起きたもので、武装した男の姿に店内は一時、パニック状態に陥ったという。 地元警察によると、同店に銃乱射の実行犯がいるとの通報を受け警官が出動。20歳の容疑者はカートを押しながら、店内を歩き回り携帯電話で自らの姿を撮影するなどしていた。保持していた武器の詳細は伝えられていない。 地元のCNN系列局KYTVによると、店の責任者が火災警報を作動して顧客に逃げるよう促した。現場にいた武装した非番の消防士が警官が到着するまで容疑者を取り押さえていた。 警察が犯行の動機を調べている。報道担当者は「容疑者が今なお生きていられるのは正直言って幸運」とし、警官に射殺され