私がNHKをやめた1990年代前半、アメリカではケーブルテレビが主役になり、「マルチメディア」が登場して、インターネットが成長し始めていた。他方で、番組の制作過程は官僚化し、社内の根回しに仕事のエネルギーの半分以上が費やされ、表現の幅がますますせばまってくる。もうこんな非生産的な仕事はいやだ。テレビなんて終わりだ――と思ったのが、NHKをやめる理由だった。 それから14年。意外に、まだテレビは終わっていないように見える。NHK受信料の支払いを義務化するかどうかが政治的な争点になり、「2割値下げしろ」という話まで出てきて、ドタバタのあげく、朝日新聞によれば、義務化も値下げも見送りになったようだ。しかし朝日新聞(朝刊)のアンケート調査では、国民の47%が「受信料制度はやめるべきだ」と答えている。NHKの支持基盤は、もう崩れているのだ。 日本の地上波局は、ケーブルテレビを妨害して多チャンネル
阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2007年3月 2日 [モバイル]下流か否か――携帯厨とPC厨 先日ご紹介したFACTA最新号の「パソコン見放す20代『下流』携帯族」の記事。筆者から「あちこちで引用されています」との報告があった。もちろん、否定的なものもあるが、やはり論議を呼ぶのだなと思いました。彼が寄せたのはこんな感想だった。 まず、はてなブックマークでは、「統計のミスリード」など否定的反応が目立ちましたが、2ちゃんねるでは、この記事で、新たなケンカのタネが出てきますね。 はてなブックマークの傾向を以前から見ていたのですが、明らかに理系・技術系のユーザーに偏重しており、実を言うと生粋の携帯ユーザーと接したことがある人自体が少ない、携帯ユーザーの実態を知らない、という印象があります。 それに比べると、2ちゃんねるでは最近、「携帯厨」「PC厨」という言葉で、携帯ユーザーとPCユー
共有スケジュールや設備予約、回覧など多くの機能を備えるWebグループウェアCGI「GSMoN」v1.0が公開された。個人・法人やユーザー数を問わずフリーソフトとして利用可能で、現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。なお、本ソフトを利用したサービスを第三者へ提供するなど、商用目的の場合はフリーソフトとして利用できず、作者への問い合わせが必要。 本ソフトはWebサーバー上でPerl言語によるCGIとして動作し、外部のデータベースエンジンなどを必要とせず手軽に導入できるのが特長。編集部にて、Windows XP上の「Apache」v2.2.4または「04WebServer」v1.86と、「ActivePerl」v5.8.8.820の環境で動作確認した。また、画面はCSSスタイルシートによりデザインされているため特定のWebブラウザーに依存せず、表示も軽快だ。そのほかデータをテキス
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