大和書房より刊行となった『色は語る 色彩と心理の不思議な関係を読む』を読んでみました。 『色は語る 色彩と心理の不思議な関係を読む』 山脇 惠子 (著) 心理カウンセラーで芸術療法士として活躍されている山脇惠子氏が、色彩と心理の関係を親しみやすい観点から読み解いている一冊です。 テクノロジーがいくら発展し我々を取り巻く環境は大きく変化しても、身の回りにある色は1000年前とさほど大きな違いはありません。 大化の改新より前に制定された「冠位十二階」も色の違いで地位を現していたように、色が有するイメージは政治的な場面から身近な生活に至るまで、ありとあらゆるところに存在します。 「冠位十二階」冠の色の諸説 『色は語る』では、色別にそれぞれの色が歴史的にどのように捉えられてきたかを分かりやすく解説しています。 【目次】 はじめに 序章:「色彩心理」は単純じゃなくって 第1章:赤 第2章:黄 第3章