ブックマーク / note.com/qzqrnl (54)

  • "プラットフォーム"の意義|最所あさみ

    先日、キングコングの西野さんが「オンラインサロンサービスって、なんで成立してんの?」という記事を通して、「プラットフォームの価値って何なの?」というとても質的な疑問を投げかけていました。 ここ数年プラットフォームに携わり、ユーザーへの価値を自分なりに考え抜いてきた立場として、今の私が思う「プラットフォームの価値」について書いて見たいと思います。 サービスの初期ユーザーは「応援」を軸に集めるものちなみに上記のブログはいつもの調子とは異なり、自分の中で結論がでていないからみんなの意見を聞きたい!というスタンスで、コメント欄も解放されていました。 そうやって集まった意見を集めて、彼なりの結論として書かれたのが「それでもオンラインサロンサービスが成立している理由」という記事です。 ここで出された結論は「オンラインサロンサービスはシステム上は破綻しているけれど、上位20%のメガ主催者から、サービス

    "プラットフォーム"の意義|最所あさみ
  • 【ご報告】6月から、新しい挑戦をはじめます。|最所あさみ

    突然ですが、6月から会社組織を離れて独立することにしました。 大企業からはじめたキャリアも、転職のたびに会社規模が小さくなり、とうとう「自分ひとり」という最小単位にまで行き着いてしまいました。笑 来月からは八重洲にあるコワーキングスペース「Diagonal Run Tokyo」の運営のお手伝いをさせていただきつつ、自分がやりたいことの準備を進めていこうと思っています。 今後は「小売」「コミュニティ」「まちづくり」の3つを軸にしながら、自分のやりたいことを実現していく予定です。 *** この決断にいたるまでに、いろんな方にご相談させていただきました。 そんな中で最終的に感じたのは、「自分のやりたいことは自分でリスクをとってやるしかない」ということです。 私の場合はこうありたいという世界が明確にあるため、方向性が近い場所はあっても、時が経てば少しずつズレがでてしまいます。 だったら、居場所を「

    【ご報告】6月から、新しい挑戦をはじめます。|最所あさみ
  • 「おしゃれな男性を増やしたい問題」の研究経過。|最所あさみ

    街を歩いていておしゃれな人を見かけると、男女関わらずテンションがあがりませんか? 街の魅力は、ショップやレストランなどの「そこにあるもの」だけではなく「そこに集まる人」も大事な要因になっていると思います。 だからこそ自分自身もどこかにでかける時は、手持ちの服をあれこれ引っ張り出してその街で着たい服を吟味するようにしています。 でも街ゆく人を観察していると、女性はファッションもヘアメイクもこだわっている人が多いけれど、男性でおしゃれな人って少ないんですよね。 だからといって決してダサいわけではなく、ユニクロで買ったトップスとボトムを適当に、"仕方なく"着ている人が多い。 可もなく不可もなく、という言葉がぴったりだと思います。 もちろんそうした省エネファッションもひとつのあり方だとは思いますが、世界の半分は男性なわけで、世の中がもっと華やかに楽しいものになるには男性ももっとおしゃれしてほしい!

    「おしゃれな男性を増やしたい問題」の研究経過。|最所あさみ
  • 必要なのは、決意よりも環境づくり|最所あさみ

    独立するとか会社を興すとか、人生の大きな分岐点はそれなりに勇気がいること。 でも実際にそうした大きな決断をした人に話を聞くと、ほとんどの人がそんな気負いなどなく「気づいたらそうなっていた」と言われることが多いように思います。 まわりから見たら驚くような決断も、人からすれば当たり前の選択肢のひとつでしかなかった、というような。 なぜそうなるかというと、まわりも似たような決断をしている人が多いからです。 起業した人のまわりには同じように起業した人が多いし、移住した人のまわりには同じように移住した人が多い。 望むと望まざるとに関わらず、私たちの価値観や行動指針はまわりの環境に大きな影響を受けています。 大前研一さんの有名な言葉に「人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。」というものがありますが、3つ目の付き合う

    必要なのは、決意よりも環境づくり|最所あさみ
  • 女性は、努力するほどマイノリティになっていく|最所あさみ

    山口真由さんの「飛べないハードルはない!と思ってきたけれど」という記事。 私は山口さんに比べればハイスペックという言葉とはほど遠い存在だけれど、勉強や仕事が好きというだけで女子扱いされづらい空気をひしひしと感じて生きてきたので、共感する部分の多い記事でした。 女性である程度の学歴がある人というのは、同じ学歴の男性に比べて努力型の人の方が多いような気がします。 FacebookのCOOであるシェリル・サンドバーグの名スピーチ「何故女性のリーダーは少ないのか」でも語られていたのですが、女性の方が自己評価が低い人が多いため、それを補うために懸命に努力する人が多いからです。 だからこそ高学歴で一流企業に勤めている女性ほど、努力しない人に対して強く当たってしまう。 「私は努力でここまできたんだから、あなたにもできる」と努力を押し付けてしまいがちなのです。 そして、たゆまぬ努力で結果を出してきた勉強や

    女性は、努力するほどマイノリティになっていく|最所あさみ
  • 誰にスポンサードしてもらうか、という意識|最所あさみ

    思考のきっかけがであることが多いため、このnoteでもの紹介を絡めるた記事が多い私。 時々「アフィリエイトのリンクとか貼ってるの?」と聞かれることもあるのですが、基的にはすべてふつうのリンクを挿入しています。 なので、私のnote経由でが売れたところで私には1円も入りません。 なぜならば、アフィリエイトリンクを使うと元・販売員の悲しい性としてどうしても「売りたく」なってしまうから。 記事がそのを売るためのPR文になってしまう、と思うからです。 来は何かを表現する上で、その裏づけや根拠としての紹介をいれていたはずが、いつのまにか主従が逆転しての紹介をするために文章を書く、という順番になってしまうことが怖いのです。 これはアフィリエイトを否定しているわけではなく、何のために書くかという目的の違いで、自由に書き続けるためには「誰にスポンサードしてもらうか」を意識することが重要だと

    誰にスポンサードしてもらうか、という意識|最所あさみ
  • "気づく"ために必要なこと|最所あさみ

    同じを読んだり同じ映画を見たりしても、相手の気づきの量や気になったポイントが違って驚いた、という経験は誰しもあると思います。 私にはない視点でものごとを見る人や「そんな細かいところまで見てたの!」と驚く人に出会うたびにその秘密を探ってきたのですが、最近その理由がなんとなくわかってきました。 それは、"気づき"とは量であれ質であれ、その人が事前にもっている "仮定"に依存するということ。 普段どれだけ仮定をもって暮らしているかが、その人の気づき力につながるのです。 逆に、どんなに知識をつめこんでいても仮定をもっていない人は、目の前で起きたことを単なる事象としてしか捉えられないため、どうしても気づきの量が減ってしまいます。 仮定をもつというのはある具体的な事象を知った上で自分なりに抽象化し、パターン化しようとする頭の動きです。 パターンの種が頭の中に散らばっているからこそ、ある事象に遭遇した

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  • 「欲しい」から「買おう」に変化する2つのポイント|最所あさみ

    「これからの小売の話をしよう。」というマガジンを作るほど小売業界が好きな私ですが、小売の何がそんなに楽しいのかというと「人がものを買う心理」の考察です。 人の「買おう」スイッチが入る瞬間は商材によっても属性によっても異なり、その無限の組み合わせの中からケースごとに仮説を立てて実行・検証する過程にワクワクするのです。 そして私自身販売の現場にいて感じたのは、人がものを買う心理は理由の積み上げではないということ。 何かを売ることを考えるとき、下の図のようにメリットを積み上げた結果「購入ライン」に到達してはじめて購買が起きると考えがちです。 【一般的に考えられている購買心理】 だからこそものを売るときに “説明”をしたくなってしまうのです。 新機能や産地、製法など、こだわりがあればあるほどそれを伝えきれば購入にいたると多くの人が考えています。 しかし実際に人がものを買う心理は、下の図のようにまず

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  • 「憧れの人」に会う前に|最所あさみ

    今年から使い始めた週末野心手帳。 巻頭のビジョンマップに「2017年に会いたい人」という項目があります。 改めて見返してみると、講演やイベントにいけばわりと簡単に会える人たちが多いことに気づきました。 イベントに行って、最後の質問タイムに名刺交換しつつ軽く話して。 「会う」だけならそういった場所に足を運べば達成できます。 実際、少し前までを読んだりSNSを通して「素敵!」と思う人にそうしたかたちでお会いすることもありました。 でも軽く挨拶したところで相手の印象には残らないし、そこから何かがはじまることって稀ですよね。 それで「会ったことがある」と言うのもなんだかおこがましい気がして、最近はイベントに行って登壇者の方へ挨拶するのは最小限にとどめています。 それよりもそこで学んだことを自分の中で咀嚼してSNSやブログでアウトプットして、且つ実践する方が結局相手に近づく近道だと思うから。

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  • 「かわいがる」よりも尊敬を。|最所あさみ

    ついこないだまでどこに行っても一番下っ端で、誰からも "かわいがられる"立場だったのに、あっというまに社会人歴もそこそこ長くなって "慕われる"場面も増えてきました。 数年前まではすごい人といえば年上だったし、面白いな、いつか会ってみたいなと思う人は意識せずとも全員当たり前のように年上で、上ばかりを見て過ごしてきたように思います。 しかしここ最近でそうした面白い人の多くが年下になってきていることに気づきました。 自分より年上だろうと思っていたら、随分と年下で驚くこともしばしば。 この年でこんなにしっかりしているなんて、日の未来は明るいなあとポジティブな思考になってしまうほどです。 そして年下の優秀な人たちと接することが増えて改めて思うのは、年齢に関わらず相手に敬意を払うことの大切さ。 私自身がこれまで周りの大人に育てていただいた中で、ただっかわいがりする人よりも敬意をもって接してくれた

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  • どこで生きるかは、どう生きるかだ|最所あさみ

    おいしいお店や楽しい場所の話をすることが多いからか東京生活を謳歌していると思われがちな私ですが、実はゆくゆく実家に帰りたいなあ、とふんわり考えている移住女子予備軍です。 18歳で地元をでたときは「もう二度とここに住むことはないだろう」と思っていたけれど、人の考えなんてどこでどう転ぶかわからないものです。 ふと福岡で暮らしたい、と思ったのは何回めの帰省のときだっただろう。 *** ここ数年なんとなく「移住」「Uターン」という言葉が目につくようになってきて、30歳までに帰るとしたらもうあんまり時間がないなとか高校を卒業して東京にでてきちゃったから福岡にコネクションないなとか「帰りたい」と「帰ろう」の間をふらふらしてきました。 そんなとき伊佐さんからいただいた「移住女子」という一冊の移住へのイメージがガラリと変わる内容でした。 私はかなりの田舎で生まれたのでそのリアルを知っているし、地方で

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  • 私がサービスをやる人に必ず聞く、たったひとつのこと。|最所あさみ

    スタートアップでサービスを作って展開していると、同じようにサービスをやっている人と会う機会も多いもので。 苦労話や最新のテクノロジー、市場環境、生々しいお金の話まで、サービスにかける思いが強ければ強いほどお互い話が尽きないものだなと感じています。 そんな中で、サービスをやっている人には必ずこの質問をしようと自分の中で決めていることがあります。 それは 「そのサービスをやろうと思った原体験はなんですか?」というもの。 サービスをやろうと思った理由、じゃないんです。 私が聞きたいのは、その人の原体験。 私自身すでに2回転職をしていることもあり、人よりキャリアや働くということに向き合う機会が多かったと自負しています。 そんな中で「理由」ではまだ弱い、と感じたのです。 なぜならば人は頭で考えるとき「こう考えたい」「こう思いたい」という方向に寄せていってしまいがちだから。 ビジョンに共感するというこ

    私がサービスをやる人に必ず聞く、たったひとつのこと。|最所あさみ
  • フォロワー数が重要なワケ|最所あさみ

    昨年末に話題になった「コルクの社員評価はTwitterのフォロワー数」という話。 【参考】コルクの社員評価ポイントは「ツイッターフォロワー数」のみ ここまで振り切れる会社はそうそうないと思いますが、個人の発信力というのは今後の企業や組織を考える上で避けては通れないものになっていくはずです。 なぜならば、最終消費者に直接支持されるのが一番強いことだからです。 業界内のコネや人脈ももちろん必要なのですが、どんな仕事も最終的には買ってくれる人が必要である以上、この「最終消費者から支持される」ことを避けては通れません。 そして直接的に支持を集めることで、政治的なしがらみからもある程度解放されるというのも大切なポイントです。 以前安定と依存を取り違えないという記事で「なにかひとつが抜けても立っていられる状態こそが"安定"」と書いたのですが、何かに依存して利益をあげようとすると、必ず政治や派閥が発生し

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  • 目標とモチベーションのカンケイ|最所あさみ

    2017年の幕開けとともに今年の目標をあれこれ考えた方も多いのではないでしょうか。 同じように会社でもこの1年で達成すべき目標やノルマを改めて確認したのではないかと思います。 目標を紙に書き、常に目にするところに置いておくというのはよく言われることですが、そもそも目標の立て方が誤っているとただ自己嫌悪に陥るだけになってしまう気がしています。 私が個人的な目標を立てるときに大切にしているのは、数字を無視すること。 会社ではなかなかそうはいきませんが、自分自身が達成したいことを考えるときは数字よりも絵や写真、映像でイメージします。 そのあとに「この規模だとこれくらいの数字が必要かな」とふんわり意識だけもって、参考程度にチェックするようにしています。 なぜならば数字を追うということは末転倒を起こしやすいからです。 例えばダイエットを例にとると、ただ体重を減らすだけであれば筋肉を脂肪に変えること

    目標とモチベーションのカンケイ|最所あさみ