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"気づく"ために必要なこと|最所あさみ
同じ本を読んだり同じ映画を見たりしても、相手の気づきの量や気になったポイントが違って驚いた、とい... 同じ本を読んだり同じ映画を見たりしても、相手の気づきの量や気になったポイントが違って驚いた、という経験は誰しもあると思います。 私にはない視点でものごとを見る人や「そんな細かいところまで見てたの!」と驚く人に出会うたびにその秘密を探ってきたのですが、最近その理由がなんとなくわかってきました。 それは、"気づき"とは量であれ質であれ、その人が事前にもっている "仮定"に依存するということ。 普段どれだけ仮定をもって暮らしているかが、その人の気づき力につながるのです。 逆に、どんなに知識をつめこんでいても仮定をもっていない人は、目の前で起きたことを単なる事象としてしか捉えられないため、どうしても気づきの量が減ってしまいます。 仮定をもつというのはある具体的な事象を知った上で自分なりに抽象化し、パターン化しようとする頭の動きです。 パターンの種が頭の中に散らばっているからこそ、ある事象に遭遇した
2017/03/23 リンク