ブックマーク / gendai.media (630)

  • 産後に夫を殺したくなる妻たちの告白(藤田 結子) @gendai_biz

    未婚女性が結婚相手に望む条件として「経済力」が上位に来る。結婚相手として望ましい男性の年収は「600万円以上」と多くの女性が答えた調査結果もある。 しかし、そんな仕事が「できる」という魅力が、結婚後に短所に変わることがある。とくにエリート男性と結婚したたちから、夫がムカついてたまらないという声が聞こえてくるのだ。 絵美さん(仮名、以下に登場する名前もすべて仮名)は30代で第1子を妊娠した。コンサル勤務の夫の亮さん(30代)とは仲が良く、喧嘩をしたことが一度もなかった。 妊娠中に育児分担をめぐって夫とバトルを繰り広げる友人の話を聞いたことがあったが、「私たちにもそんなことが起きるのかなあ」と思っただけで、ありえないことだと彼女は感じていた。 亮さんは名門大学卒のエリートで仕事熱心、平日は午後10時を過ぎないと帰ってこない。そんな彼を頼もしいと思っていた。 しかし産後、状況が一変する。絵美さ

    産後に夫を殺したくなる妻たちの告白(藤田 結子) @gendai_biz
  • 話題記事「深セン感動26歳」への中国共産党と人民たちの驚きの反応(安田 峰俊) @gendai_biz

    「刺さった」のはおじさんだけではなかった 12月上旬、サイト(現代ビジネス)上で、広東省の経済都市・深センを現地取材した26歳の若手ライターによる「日中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと」と題した記事が大ヒットした事件はまだ記憶に新しい。 記事については著作家の山一郎氏や常見陽平氏らが熱い対応を示したほか、中国ライター業界でも山谷剛史氏や私(安田)がアンサーを述べた。それだけ「オッサン」たちに刺さる、熱量とメッセージ性を持つ記事だったということだ。 だが、実は「刺さった」のは日のオッサンだけではなかった。12月12日、中国の外文ニュース翻訳新聞『参考消息』WEB版が、なんと当該記事の全文を翻訳して中国国内向けに配信したのだ。 記事は党機関紙『人民日報』や国営通信社・新華社でも転載され、しかも人民日報アプリを通じて見出し付きで中国全土の多数の人たちに通知され

    話題記事「深セン感動26歳」への中国共産党と人民たちの驚きの反応(安田 峰俊) @gendai_biz
  • 「日本の借金1千兆円」を性懲りもなく煽る人たちの狙いと本音(髙橋 洋一) @gendai_biz

    また出た「財政規律の緩み論」 18年度予算案が閣議決定されたが、メディアの論調は「(歳出が増え)財政規律が緩んでいる」「税収増頼みだ」といったものばかりだ。例えば、22日のNHK「時論公論」では、「来年度予算 求められる新たな財政規律」というタイトルで、財政規律のゆるみを問題にしている。 しかし当に財政規律にゆるみが生じているのか。これを検証したい。 まず、予算の全体像を知るには、予算フレームを見るのがいい(http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget/fy2018/seifuan30/02.pdf)。 これをみれば、18年度予算案は昨年度予算とほぼ同じものであることがわかる。 さらに中身を詳しく見るのは、概算をチェックするのがいい(http://www.mof.go.jp/budget/budger_workflow/budget

    「日本の借金1千兆円」を性懲りもなく煽る人たちの狙いと本音(髙橋 洋一) @gendai_biz
  • 2018年も、結局日本の野党は首尾一貫間違え続ける「その根拠」(長谷川 幸洋) @gendai_biz

    トンチンカンすぎる日の「リベラル」 日の野党はなぜダメなのか。彼らはしばしば「左派リベラル」と呼ばれるが、実は来の意味の「リベラル」ではまったくない。といって「保守」でもない。政治的な立ち位置が不明瞭なのだ。原点から考えてみよう。 そもそもリベラルとは何か。英語で「liberal」と言えば「自由で偏見がない、開放的」といった意味になる。政治の世界では自由主義だろう。個人の自由と多様性を大切にした社会を目指す立場である。 具体的な政策に落とし込めば、個人の自由を基礎にしているから当然、市場経済重視だ。そして多様な人々が差別や偏見なく暮らせるように、雇用と社会福祉重視になる。社会保障を充実させるために「大きな政府」を目指す。雇用を創出するためには金融緩和を志向する。これが世界標準だ。 金融を緩和すれば、経済が刺激されて活況になり雇用が増える。それは安倍晋三政権の実績が証明している。アベノ

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  • 小沢健二が姿を消した「19年間の空白」を解き明かす(現代ビジネス編集部) @gendai_biz

    「一人のポップ・スターが、ある時期を境に人々の前から忽然と姿を消す」 映画音楽ジャーナリスト、宇野維正さんの新著『小沢健二の帰還』はそんな書き出しで幕を開ける。書に書かれているのは、「渋谷系の王子」として華々しくメディアを席巻していた90年代ではなく、98年にニューヨークに移住し、世間的には「姿を消した」と思われていたその後の10数年の小沢健二の実像を追うものだ。 2017年には19年ぶりのシングル『流動体について』を発売、テレビ音楽番組やフェスにも出演するなど格的に活動を再開させた小沢健二。しかし表舞台に戻ってくるまでの「空白の時期」にも、とても刺激的な動きの数々があったことが、書では解き明かされている。 著者、宇野維正さんへのインタヴュー。19年という期間に何があったのか、同じく90年代のカリスマだったHi-STANDARDと小沢健二の関連性、そしてこの先の小沢健二について。

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  • 籠池夫婦の長男が語る「父母勾留4ヵ月。いくらなんでも酷すぎる」(週刊現代) @gendai_biz

    昭恵夫人に「100万円を返す」パフォーマンスをやってみたり、街頭演説では「アベやめろ」コールをやってみたり、誠に元気だったこの夫が、なぜ沈黙を強いられているのか?息子の悲痛な叫び。 囚人扱いですよ 「父や母は一時期まで、誰よりも安倍総理を応援していました。あのまま何事もなく応援し続けていたら、(加計学園理事長の)加計孝太郎さんのように学校は認可され、安倍夫との関係も良好なままだったと思うんです。しかし途中で梯子を外され、逮捕されてしまった」 こう語るのは籠池佳茂氏(37歳)。森友学園の籠池夫の長男だ。 森友学園への不自然な国有地売却について、疑惑が解明される気配はない。当事者が口を閉ざしているからだ。森友小学校の名誉校長だった安倍昭恵夫人、近畿財務局職員、財務省理財局長だった佐川宣寿氏……。 だが、最大の当事者・前理事長の籠池泰典氏と、の諄子氏(ともに被告)は、発言したくてもできる

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  • 『スターウォーズ/最後のジェダイ』はとんでもない傑作だ!(中川 右介) @gendai_biz

    「つなぎ」かと思ったら… 『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』は、シリーズ全体ではエピソード8にあたり、2015年からの新しい三部作では第二作となる。 であれば、「つなぎの回」だから、すべてが未解決で、「続く」となるのだろうと思うかもしれないが、そんなことはなかった。 前作からの「続き」ではあるが、予想もしない展開をし、しかもそれが壮大な結末を迎え、それでいて、銀河での戦いは終わらないので、「続く」となるという、とんでもない傑作となった。 12月15日の朝8時半からの回を見て、そのあとすぐに書いているので、以下は、まだちゃんと整理されていない、第一印象である。 * 『スター・ウォーズ』はエピソード1~6までは、ジョージ・ルーカスが脚を書いた(『帝国の逆襲』だけ脚にクレジットはない)。すべて、ルーカスが作った物語だった。 しかし三部作は、当初、すべて異なる監督がつくることになっていた(エ

    『スターウォーズ/最後のジェダイ』はとんでもない傑作だ!(中川 右介) @gendai_biz
  • 老化を進める物質「オステオポンチン」から逃れる方法(週刊現代) @gendai_biz

    世界中の研究者が、いま、競い合うように「老化」の研究を進めている。そんななか、その原因となるひとつの物質が見つかった。いったいどんなものなのか。そして、「老い」を止めることはできるのか。 認知機能にも関係する 「老化を進める原因物質のひとつが、オステオポンチンであることは間違いありません。まだ研究の途上で、仮説段階ではありますが、今後、このオステオポンチンを人為的に減らす技術を開発することができれば『若返り』も可能だと考えています」(慶應義塾大学医学部循環器内科の佐野元昭准教授) 老化を止めることは、古くからの人間の夢だった。現代においてその熱意はいままでになく高まっている。心筋梗塞や脳卒中、がんといった病気は、それぞれに対応した治療しか施すことができない。 しかし、そうした病気の大元にある体のネガティブな変化=「老化」を緩やかにすることができれば、複数の病気に、一挙に対処することができる

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  • なぜミレニアル世代は「首相はずっと安倍さん」を望むのか(松村 愛) @gendai_biz

    「小池百合子さんが(野党を)真っ二つにしてくれた。天の時は与えられた!」 10月22日、自民大勝のうちに幕を閉じた衆院選。その3日後、安倍晋三首相に近い自民党参院議員は冒頭のように喜んだ。憲法改正を掲げる運動団体「日会議」が主導する集会での一コマだ。予想を超す284議席を得て、改憲案の国会発議に向けて弾みがついたとの期待が口を突いて出た。 安倍氏率いる自民党は、国政選挙で5連勝。安倍氏は第98代内閣総理大臣に指名された。その強さをもたらしたものは、こうした強固な自民シンパや分裂した少数野党だけではない。ミレニアルと呼ばれる10、20代の若者たちの自民支持率の高さだ。その理由は「右傾化」と呼ばれるものとは少し異なっている――。 60%がアベノミクス支持 衆院選最終日の10月21日、安倍首相が選挙戦の締めくくりに選んだのは、過去4回の選挙と同じく、やはり東京・秋葉原だった。雨降る中、大小の日

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  • 「ポンコツ戦闘機」F35、こんなに買っちゃって本当に大丈夫?(半田 滋) @gendai_biz

    アメリカでも問題が続々発覚 トランプ米大統領の就任後、初めてとなるアジア歴訪の旅は「親愛なるシンゾウ」が一強体制を誇る日から始まった。安倍晋三首相が先に来日した娘のイバンカ大統領補佐官をもてなし、57億円のカネを寄付することでトランプ一家を懐柔して用意万端。 来日したトランプ大統領は「日の玄関口」である羽田空港ではなく、「日占領のシンボル」ともいわれる首都・東京に置かれた横田基地に大統領専用機で降り立った。安倍首相とともにご機嫌にゴルフをし、翌日には日米首脳会談に臨んだ。 会談後の共同記者会見で、トランプ氏が力を込めたのは、日に武器購入を迫った場面。「非常に重要なのは、日が膨大な武器を追加で買うことだ。我々は世界最強の武器をつくっている」とのセールス・トークから切り出し、「完全なステルス機能を持つF35戦闘機も、多様なミサイルもある」と具体的品目の購入を迫った。 一方の安倍首

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  • 日本人が気づかない「再生エネルギー信仰」の不都合な真実(川口 マーン 惠美) @gendai_biz

    は環境後進国なのか 10月4日、日経新聞オンラインの速報として、「脱CO2、先頭から脱落 環境後進国ニッポン 再生エネ普及で差」というタイトルの記事が大きく載った。(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21864180U7A001C1SHA000/)。 書き出しは、こうだ。 「地球温暖化対策を評価する複数の指標で、日は数値の悪化が止まらない。世界で急激に進むパラダイムシフトから取り残され、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの普及や産業構造の転換が遅れているからだ。優れた省エネ技術や公害対策などで『環境先進国』といわれた日の自画像は大きく揺らいでいる」 しかし、日の再エネ(特に太陽光発電)の普及は他国に比べて遜色はない。国際再生可能エネルギー機関(IRENA)の2017年レポートによれば、2016年末の太陽光発電設備量は日が4,170万k

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  • 残酷すぎるが言おう。9割の人は「成功の法則」をまちがえている(橘 玲)

    世の中のありとあらゆる「成功ルール」を検証した全米ベストセラー『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』が日上陸。 あなたがこのままではダメになる理由とこれからうまくいく方法が最新のエビデンスつきでぜんぶ盛り込まれている。 自己啓発を科学すると見えてくるものとは? ビジネス・自己啓発ジャンルの書籍を初めて監訳した作家・橘玲氏の解説を特別公開! 自己啓発を"科学"する 書の著者エリック・バーカーは、大学を卒業してハリウッドで脚仕事をしたあと、2009年から個人ホームページの運営をはじめた。最初はインターネットの伝道師(グル)たちのインタビュー動画を載せていたが、やがて自分でブログを書くようになる。 それがBarking up the wrong tree(間違った木に向かって吠える)で、いまや30万人の登録者をもち、『ニューヨーク・タイムズ』や『ウォール・ストリート

    残酷すぎるが言おう。9割の人は「成功の法則」をまちがえている(橘 玲)
  • 「いつまでもサブカルに生きたい」吉田豪、思い出の10冊(吉田 豪) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

    「軽い」人間でありたい 今回、改めて10冊を選んでみると、思春期に影響を受けたが中心になりましたね。 僕は子供の頃からアニメ好きで、アニメがらみのばかり読んでいたんですが、思春期に突然パンクに目覚めたんです。パンクの特集をよく組んでいた宝島社の雑誌やを読むようになり、なかでも、『宝島』に掲載されていた景山民夫さんのコラムが好きでした。 当時、放送作家として活躍していた景山さんは、テレビの中の人として業界に毒を吐きまくるわけですが、その毒っ気と軽さの絶妙なバランスにものすごく惹かれました。『極楽TV』は、そんな景山さんの良さが詰まっているエッセイなんです。 ただその後、景山さんは幸福の科学に入信し、さらに50歳という若さで亡くなってしまう。僕は面識もないのに、お葬式に行きました。晩年の景山さんを見ていると、個人的には“サブカルの敗北”と感じてしまうところがあります。小説を書いて先生と呼

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  • 言葉のプロが分析!選挙のキャッチコピー「巧い政党・ヘタな政党」(竹内 謙礼) @gendai_biz

    フタを開けてみれば自民党の圧勝で終わった総選挙。各党の政策や各候補者の一挙手一投足に注目する識者が多い中、あえて「政党のキャッチコピー」に着目した人物がいる。企業の販促や新規事業戦略をサポートする経営コンサルタントで、『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』の著書もある竹内謙礼氏が、各政党のキャッチコピーから透けて見える戦略やビジョンについて語る。 「言葉」から透けて見える各党の戦略 ネット上にある情報を調べた限りですが、選挙で政党が“キャッチコピー”を積極的に使うようになったのは2003年ぐらいからのようです。『選挙で当選したら、うちの政党はこんなことをやりますよ』と“政権公約”を掲げるようになってから、政党はキャッチコピーを使って政策方針などを訴えるようになりました。 その後、民主党が2013年の総選挙で“マニフェスト”を使うようになってからは、さらに政党の情報発信は活性化し

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  • この選挙で、ネット右翼は終わり新たに「ネット左翼」が生まれた(古谷 経衡,辻田 真佐憲) @gendai_biz

    自民党・公明党の与党勢力が、憲法改正発議に必要な「全議席数の3分の2」を上回る、計313議席を獲得した先の総選挙。野党に目を向けると、小池百合子都知事率いる希望の党が大失速し、立憲民主党が野党第一党に躍り出る番狂わせも起きた。 この結果を、一方では「自民党の圧勝」とみる人がいて、また一方では「立憲民主党の躍進」とみる人がいる。なぜこの国の「保守」と「リベラル」はここまで乖離し、互いを激しく罵り合うようになってしまったのか? 難問に立ち向かうのは、現代日政治言論・ネット言論に鋭いアンテナを張り続ける2人の若手論客だ。オールドメディアでは絶対に読めない、ディープな分析を語り尽くす緊急対談! 「与党の勝利=戦争」という世界観 古谷:衆議院解散が決まった時点で、私は議席については「自民党が270±10議席」と予想していました。結果は284議席で、ほぼ予想通り。 週刊誌は各誌「希望の党が大躍進で

    この選挙で、ネット右翼は終わり新たに「ネット左翼」が生まれた(古谷 経衡,辻田 真佐憲) @gendai_biz
  • 「食べる時間」を間違えると、たった1週間で肥満になります(ブルーバックス編集部,産業技術総合研究所) | ブルーバックス | 講談社(1/2)

    さまざまな研究室を訪問してサイエンスの現場をリポートする「ブルーバックス探検隊が行く」。睡眠障害と生活の関係を研究している産業技術総合研究所の大石勝隆さんに、今回も引き続き登場していただきます。 (前回の内容はこちらから) 「肥満になりやすい事の時間帯がある」「運動するより事のタイミングのほうが重要」「塩分の多い和朝は体に良くないこともある」など、最新の研究からわかってきた驚きの事実が盛りだくさんです。 いつべるか、それが問題だ 「同じものを同じだけべるとしても、夜べるよりも、朝べたほうが肥満になりにくい。この経験則が、私たちの行ったマウスの実験でしっかりと確認できました。 このような研究はアメリカなどでも大きな話題になっています。べるのを我慢せずにダイエットできる、という話は国を問わずみんな大好きですからね」 今回、大石さんが紹介してくれるのは、事のタイミングが健康に

    「食べる時間」を間違えると、たった1週間で肥満になります(ブルーバックス編集部,産業技術総合研究所) | ブルーバックス | 講談社(1/2)
  • 脳の科学と、今年のノーベル経済学賞の「意外な関係」(美馬 達哉) @gendai_biz

    ノーベル経済学賞のインパクト 2017年度のノーベル賞が先日発表された。神経内科医師としては医学生理学賞(体内時計の研究)も気になるところだ。だが今年については、診療の現場にも直結するテーマは「ノーベル経済学賞」だった。 受賞したのは米シカゴ大学のリチャード・セイラー博士。「行動経済学」の業績が評価されたのだ。行動経済学は、心理学と経済学をつなぐ融合的学問で、理論や数式だけではなく実験と観察に基づいて、現実社会での人間のふるまいを理解する新しい研究分野である。 臨床医であるとともに「神経経済学(ニューロエコノミクス)」を研究する神経科学者の端くれである私としては、この分野が注目されるのはうれしいニュースだ。 セイラー博士の業績の最重要ポイント 行動経済学と診察室がどうつながるかを説明しよう。たとえば、あなたが診察室で医師から「肺がんなので、できるだけ早い手術が必要です」と告げられたとする。

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  • 知名度ゼロでいきなり世界を獲った覆面ユニットの「ヒットの方程式」(柴 那典) @gendai_biz

    素性も年齢も非公表 無名の日人ユニットが、メジャーレーベルや大手事務所の力も借りず、インディペンデントな体制のまま世界進出を果たし成功を手にしている。 それが、2017年3月にデビュー曲「Best Part of Us」をリリースしたクリエイティブユニット、AmPm(アムパム)。人たちの素性も年齢も非公表、覆面の二人組だ。 彼らの人気に火をつけたのが定額制音楽配信サービス、Spotifyだった。「Best Part of Us」はリリースから半年となる10月に800万回再生を記録。その後も「Daring Break Free」や「I don’t wanna talk」などのシングルをリリースし、いずれも100万回再生を突破した。 Spotifyは、楽曲の再生1回あたり平均で約0.5円をアーティスト側に支払っていると言われる。彼らは音源をCDでリリースしていないが、これまで配信された数曲

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  • 「安倍政権の野望」は是か否か、選挙の争点はそこだろう(辻野 晃一郎) @gendai_biz

    「国難突破解散」に大義はあるのか 衆議院議員総選挙が22日に投票日を迎える。それにしても、日の憲政史上、これほど現政権・現職総理の露骨な自己都合による解散総選挙も例がないだろう。 安倍晋三総理は「国難突破解散」と宣うが、失われた10年・20年といわれる月日が今も継続する中、いわば我が国は常に国難に晒され続けてきている。 確かに、北朝鮮情勢は深刻だが、いまさら戦前戦中に好んで使われた「国難突破」などという言葉を弄して危機を煽ること自体がレトリックじみて胡散臭い。実態が「森友・加計学園問題隠蔽解散」に過ぎないことは多くの国民の目に明らかだ。 なるほど、第二次安倍政権が発足してから、表向きの経済指標は好転したかに見える。円安・株高によって企業収益は過去最高水準に達し、有効求人倍率も直近の値で1.5倍を超え、バブル期以来の高水準となった。 完全失業率も2%台の低水準を記録している。経済優先主義的

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  • 「FF外から失礼します」に違和感を覚える人は、完全に遅れている(熊代 亨) @gendai_biz

    「FF外から失礼します」ってなに? 皆さんは、「FF外から失礼します」というフレーズを見かけたことはありますか。 私がはじめてこのフレーズを見かけた時、「FF外」の意味がわかりませんでした。FFというと、ロールプレイングゲームの『ファイナルファンタジー』の略称か、自動車の前輪駆動の略称ぐらいしか思い浮かばなかったからです。 調べてみると、FFとは、「フォロー・被フォロー」のことで、「FF外から失礼します」とは、相互フォローではない他人のアカウントにコメントする際の“おことわり”のフレーズだったのでした。 一体いつから、他人にコメントするのに“おことわり”が必要になったのか? 気になったので、Googleトレンドを使って確かめてみました。 「FF外から失礼します」は、2015年と2016年に短期的に流行した後、2017年頃から定番フレーズになったことがわかります。 津田大介氏による『Twit

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