ブックマーク / pha.hateblo.jp (19)

  • 中年の危機について - phaの日記

    p-shirokuma.hatenadiary.com 中年の心の闇。 シロクマ先生はイマイチわからないと書いているけれど、僕はこういう中年の虚無感が最近すごいわかるんですよね。シロクマ先生は確か子育てをされているし忙しそうだからまだ闇が遠いのかもしれないけれど、同じように子がいつつも虚しさに囚われてしまった人も知っているので、人それぞれなのかもしれません。 コンビニ店長が昔書いてたこのへんの気持ちが分かりすぎる。 web.archive.org 店長最近どうしてるんだろと思ったら最近増田書いてた(よかった)。その後だるさはどうなったでしょうか。 自分のスペックで遊べるもの全部遊んじゃった感、すごいわかる。自分の中のストックはいろいろあるんだけど、新しい刺激があまりないんですよね。昔は屋に行くとあんなにいつもワクワクしたのに、今はあまりワクワクしない。かといって新しい面白を探す気力もない

    中年の危機について - phaの日記
  • ビルを建てよう - phaの日記

    平井くん(hirausan)のことを人に紹介するとき、「もともと高校中退でお金のないバンドマンだったけど、会社を作ったらうまくいって今では社員が100人以上いて資産が数十億あって、しかもバンドもすごいかっこよくて北米にファンが1万人くらいいて今度カナダツアーもやる」みたいな説明をするのだけど、どうも嘘くさい。でも当なのだからしかたない。世の中にはすごい能力を持つ人がいるものだと思う。 僕はもともと平井くんのやっているNUITOというバンドを聴いていて「なんだこのバカみたいに複雑な音楽は、すごいかっこいいなー」とか思ってたのだけど、会ってみると会社も経営していると聞いてびっくりした。 そんなお金も栄誉も手に入れて何不自由なさそうな平井くんだけど、わりと人生に退屈しているらしい。なんか、なんでもできてしまって、何をやっても一度クリアしたゲームをもう一度やっているような気がするからだそうだ。

    ビルを建てよう - phaの日記
  • 熊野に行ってきた - phaの日記

    ザ・ノンフィクションにも出ていた若手ドット絵師、豊井(@1041uuu)はしばらく前にうちのシェアハウスを出て行って京都に住んでいたのだけど、最近は和歌山県の熊野の家に引っ越して、山の中で作務衣を着て付近を自転車で走り回りつつ古民家に住んでドット絵を描くという怪しい感じの職人みたいな人になってしまった。 豊井はどうでもいいのだけど、豊井が最近生後1ヶ月くらいの仔を3匹飼い始めて、仔と遊びたかったので熊野まで行ってきた。 pic.twitter.com/RlV45XTBkM— pha『ひきこもらない』6/22 (@pha) 2017年7月22日 pic.twitter.com/DLII0YfD1c— pha『ひきこもらない』6/22 (@pha) 2017年7月22日 大人のも好きだけど、仔は暴力的にかわいいな。このかわいさで人間に取り入ってこの種族は繁殖してきたのだ。悪どい。 梅雨

    熊野に行ってきた - phaの日記
  • ザ・ノンフィクション後編は25日放映です - phaの日記

    ザ・ノンフィクション後編は明日14時よりフジテレビで放映です。 www.fujitv.co.jp ザ・ノンフィクション 会社と家族にサヨナラ・・・ニートの先の幸せ 後編 主人公は日一有名なニートとその同居人たち▽ビルの倉庫に引っ越したものの…意外な暮らしぶりが▽そして仲間のあの漫画家が何と結婚!▽皆で祝宴会を開くが… 以下は前回のダイジェストです。 放映されたスッポンとアンコウを捌いてる会の様子は、以下のブログ記事にもなっています。 srdk.rakuten.jp 他にも小林銅蟲調理、会場はうちの家でやった記事がいくつかあります。よかったですね。 srdk.rakuten.jp srdk.rakuten.jp めしにしましょう(2) 【電子限定カラーレシピ付き】 (イブニングコミックス) 作者: 小林銅蟲出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/02/23メディア: Kindle版こ

    ザ・ノンフィクション後編は25日放映です - phaの日記
  • シェアハウスの限界 - phaの日記

    シェアハウスに住んでる人がよく言うのが「シェアハウスの近くで一人暮らしして、シェアハウスに遊びに来るのが一番いいんじゃないか」という話だ。 シェアハウスは住民非住民どちらも含めて、リビングにいつもいろんな人が集まっているので楽しい。でも生活の場所としては普通の個室があったほうが快適でもある。それならシェアハウスの近くに住んで、ときどきシェアハウスのリビングに遊びに来ればいいのではないかという寸法だ。 実際、シェアハウスというのは人によって向き不向きがあって、僕みたいに何年もプライバシーがあんまりない状態で暮らしてて平気な人もいるけど少数派で、他人と物や空間をシェアするのに向いてない人のほうが世の中には多い。シェアに向いてない人がうっかりシェアハウスに入ってくるといろいろと面倒臭いトラブルを起こすことになり、あまりよくない(いい加減そういうのにうんざりしてきた)。 シェアハウスの近くに部屋を

    シェアハウスの限界 - phaの日記
  • 貧乏と恋愛 - phaの日記

    こないだ2月10日にあった「ニート祭り」で、「お金がないと恋愛結婚ができないことについてどう思うか」という話が出たのだけど、僕はそういう意見の意味がよく分からなかった。 別に恋愛とか結婚って、それ単体ではお金が必要なものじゃないし、むしろお金ない人同士で集まることでお互い助け合えるものだと思うからだ。 例えば年収50万円の男と年収50万円の女がいたとする。それぞれが別々に暮らすよりも、世帯年収100万円で二人暮らしをしたほうが、いろいろ費用は節約できて楽に暮らせる。だからむしろお金がない人ほどくっついたほうがいいだろう。 恋愛って、最もお金がかからない趣味だ。必要なのはお互いの心と体だけで、基的に原価はタダみたいなものだ。 さらに恋愛では、お金あるとかないとか関係ない、この人が好きなんや、みたいなのもしばしば生じるものだ。 なのに「お金がないと恋愛結婚ができない」とか言う人がいるのは

    貧乏と恋愛 - phaの日記
  • 最近考えていること - phaの日記

    こないだ家入さんが主催する朝会に行って話をしたのだけど、以下はそこで話したような内容です。 28歳のときに会社を辞めてから今年で10年になる。 最近はや雑誌に文章を書いたりブログを書いたりバイトをしたりして生活をしている。 昔から学校や会社に適応できないと感じていたので、今のふらふらとした暮らしはすごく性に合っている。 やってみて思ったのは、僕は学校や会社でうまくやっていくのは無理だったけど、一人でふらふら何かをするやり方なら、なんとかそれなりにっていけるようだ。適性があったのだろう。よかった。 だけど、自分一人で生き残っても仕方ないんだよな、ということも思う。 僕は基的には一人でを読んで文章を書いていれば幸せな性格だ。だけど、それだけでは孤独で煮詰まってしまうところがある。だから、自分の側に人が集まるカオスを常に置いておきたい。僕がシェアハウスにずっと住んでいるのはそういう理由だ

    最近考えていること - phaの日記
  • 買ってよかったもの2016 - phaの日記

    Amazonプレミアムイヤホン(リモコン・マイク付) Amazon プレミアムイヤホン (リモコン・マイク付 ブラック) 出版社/メーカー: Amazon発売日: 2015/02/18メディア: 付属品この商品を含むブログを見る AndroidiPhoneっぽいイヤフォンが使いたい人におすすめ。 去年くらいにスマホをiPhoneからAndroidに変えた。理由は「そのほうが全体として安くつきそう」という感じなのだけど、iPhoneのほうが良かった点が一つあって、それはイヤフォンだった。 僕はiPhone付属のイヤフォンがすごく気に入っていた。理由は ・リモコンでの音楽の操作が快適 ・マイクつきなので手ぶらで通話ができる ・耳を密閉しすぎないので外を歩きながら音楽を聴くのにちょうどいい。 という感じなのだけど、Androidで同じように使えるイヤフォンがなかなか見つからなかった。 そこで見

    買ってよかったもの2016 - phaの日記
  • 日本人は家事をしすぎじゃないか問題 - phaの日記

    幻冬舎plusの連載を更新しました。テーマは「街と家とシェアハウスについて」です。 www.gentosha.jp ちょっと前話題になってたこんな記事を見ても思うのだけど、 anond.hatelabo.jp 日人は家事に対する要求レベルが高すぎるんじゃないかと思うんですよね。もっと手を抜けるところは抜いていいはず。 僕が例に出したのはタイの外文化の話ですが、前にネットで読んだフランスの事の話も良さそうだった。あまり手間をかけずに日常的に美味しいものがべられる感じ。行ったことないけど。 toyokeizai.net izoomi-momo.jugem.jp 昭和の時代ならともかく、核家族で共働きが当たり前になってる現代の社会で家事を自分たちだけでガチでやろうとすると普通に死ぬので、適当に手を抜いたり外注しながらやっていきましょう。 パリの朝はいつもカフェオレとバゲット ―フランス

    日本人は家事をしすぎじゃないか問題 - phaの日記
  • 壁を壊した - phaの日記

    pha.hateblo.jp 去年の12月から5階建てのビルの1階の倉庫のようなスペースにテントを張って男4人で暮らすという難民キャンプのような生活をしていたのだけど、楽しかったのは最初の数ヶ月くらいで、ここ最近はいい加減居住性の悪さにうんざりしてきていた。 そんなところに、そのビル全体の運営管理を引き継がないかという話が来て、友人と共同で運営管理をやることになった。ビル全体にいろんな人間を曖昧に集めて雑に生きていける拠点にしたい。ビルの中にはシェアハウス、シェアオフィス、オフィス、ガレージなどがある。 ビル運営に関してはビジネスとして回していくというよりは遊び場として好きに使いたい感じだからこれからいろいろお金も要りそうなので、ビル全体を一体として曖昧に使う計画の一環としてビル内に入っている会社で時給950円のバイトを週1でやることにした。ウェブをひたすら監視し続けるだけというそれほど忙

    壁を壊した - phaの日記
  • ダメ人間になりたかった - phaの日記

    ずっとダメ人間に憧れていた。 小さい頃からずっと、学校に適応することや友達を作ることが苦手だった。世間の普通から外れて飄々と生きているようなアウトローな人に憧れがあって、中島らものなどをよく読んでいた。らもさんのにはどこか変で普通の社会には適応できないけれど魅力的な人たちがたくさん描かれていて、僕もこんな感じで生きていけないだろうか、と思った。 学校は苦手だったけど学校を辞めるほどの勢いがあるわけでもなく、何となく周りに合わせて生きていた僕は、とりあえず大学に進学し、なんとなく就職をしたのだけど、やはりうまく適応できずに仕事は3年ほどで辞め、ニートを名乗って東京へと出てきた。 東京にはふらふらとしている変な奴がいっぱいいて、なんとなくネットで遊んでいるうちにいろんな人間に会うことができた。 それはそれで楽しかったのだけど、いろいろな人に会ううちに思ったのは「自分はそんなにダメではないか

    ダメ人間になりたかった - phaの日記
  • 宗教っていいよね - phaの日記

    こないだ友人たちとお酒を飲んでいたとき、宗教っていいよね、という話になった。 そもそもは雅楽の話をしていたのだけど、そこから雅楽と天理教の結びつきが強いという話になって(天理教の家の子はそのへんの中学生がギターやピアノを始めるような感じで雅楽を始めたりするそうだ)、そこから天理教の話になっていった。 天理教はそんなに派手に外向きの活動はしてないけれど、信者は多く日の各地で着実に活動しているらしい。仲間同士の結び付きも強く、何かあったときは信者のネットワークをたどって協力し合う。 「自分がもし身寄りの無い年寄りで、家族も友達もいなくて寂しく一人暮らししていたとしたら、誰かが定期的に訪ねてきてくれたらそれだけでものすごくうれしくない?」 それはすごくいいなと思ったし、そういう役割を果たしているのは、宗教か家族くらいしか現実的には存在しないのかもしれない。 同じ宗教の信者なら仲間が家を訪ねてき

    宗教っていいよね - phaの日記
  • 近況 - phaの日記

    頭頂部のハゲが大きくなってる気がする……。やっぱ病院行くべきなんだろうか。このままザビエルみたいになってしまったらちょっと嫌だな。 この円形の部分、もうずっと生えてこないんならその部分に陰陽の太極図とか丸いタトゥーでも入れたらどうかと思ったけど、将来全部ハゲたときにすごい中途半端なことになりそうだと気づいてやめた。 別にストレスとかはそんなにないつもりなんだけど……。

    近況 - phaの日記
  • 田舎はオープンワールドRPGみたいだった - phaのニート日記

    今年の十一月は一週間ほど和歌山県の山奥の熊野のあたりに滞在していたんだけど、東京に帰ってきた今も、あそこで過ごした日々は何か神話とか昔話のようなフィクションのできごとだったように感じる。そこで過ごした時間はそれくらい東京での普段の暮らしとはかけ離れていたんだけど、でもそれは同じ現代の日に存在している暮らしだし、よく考えたらそういう暮らしも全然ありかもしれないし、いい加減東京にも飽きてきたし、ああいう場所に生活の軸を少し移してみようかと考えはじめている。 このあたりには熊野三山と呼ばれる三つの有名な神社(熊野宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)がある。昔から天皇とかが熊野詣をしたり、天皇だけじゃなく一般庶民も詣でまくっていたという歴史があって、最近では神社とその参拝道である熊野古道とがまとめて世界遺産に指定されたという伝統のある土地だ。神話っぽさを感じたのはそういう背景のせいもあるのかも

    田舎はオープンワールドRPGみたいだった - phaのニート日記
  • カネの回らないコンテンツは衰退するのか(短歌を例に) - phaの日記

    最近、「ネットでみんな無料でコンテンツを発表するようになってタダでいくらでもコンテンツが楽しめるので、ライターとかミュージシャンとかがえなくなってしまって文化衰退の危機にある」なんて話をときどき聞くけれど、僕はその話を聞くたびに短歌のことを思い出している。 10年くらい前の学生の頃に、短歌をよく作ったり短歌サークルに顔を出したりしていた頃があった(pha::home > 作品群 > 短歌)。短歌というジャンルはもうずっと昔からカネにならないのが前提で、短歌でカネを儲けようとする人もほとんどいなくて地味で小規模な世界なんだけど、でもそんな状況でもそれなりに新しい若い人が参入してきたり、いい歌が年々生み出されていったりしている。だから、全くカネにならなくてもそれなりに世界は回るしそれなりにいい作品が生み出されていくということを何となく実感として知っている。 ということを書こうと思ったのは、昔

    カネの回らないコンテンツは衰退するのか(短歌を例に) - phaの日記
  • 死に関する本5冊 - phaの日記

    モダンファートというサイトで死生観について語ったインタビューが公開されているのですが、 ・modern fart | 「何歳まで生きますか?」phaさんに聞く【前編】 ・modern fart | 「何歳まで生きますか?」phaさんに聞く【後編】 その中でも「人間臨終図巻」について言及しているように昔から死に関するを読むのが好きだったので、この機会に好きなを紹介してみようと思います。 カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」 わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) 作者: カズオ・イシグロ,土屋政雄出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/08/22メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 197回この商品を含むブログ (310件) を見る 抑制の効いた繊細な筆致で、ある学園で暮らす少年少女の日常風景や些細な出来事、恋愛をしたり友達と仲違いをしたり将来に夢を持ったりという、感

    死に関する本5冊 - phaの日記
  • 5円で沖縄に行ってきます - phaの日記

    こないだエアアジアのセールで5円で沖縄に行けるというのがあって、午前0時からインターネットに張り付いて高速でクリックしまくったらチケットが取れてしまったので、明日からしばらく沖縄に行ってきます。LCCに乗るのは実は始めてなのでどんなものなのか楽しみです。セールをこまめにチェックしていれば格安で旅行できそうなのでガンガン活用していきたい。 沖縄では特に何もする予定はないんですが沖縄そばでもべて来ようと思います。 実は札幌行きのチケットも取れてしまったので、来月には札幌に行くかもしれません(どうせ往復10円だしだるかったらキャンセルしてもいいかくらいの感じで)。 追記:こういうLCC(ローコストキャリア)と呼ばれる格安航空会社は、お金をかけてデカい広告を出したりしない代わりに、安価な宣伝手段の一つとしてときどきネットで話題になるようなこんな格安セールをやります。航空会社のTwitterやFa

  • クラウドファンディングについて思うこと - phaの日記

    先日CAMPFIREで書籍の制作費用を募集した件で、日刊サイゾーの取材ということでライターの今一生さんから問い合わせがありましたので、その返答をここに書いておこうと思います。 (今一生さんからいただいたメールは http://dl.dropbox.com/u/572031/crowdfunding.html に全文を置いておきます。) ★phaさんは「ニート」と自称していますが、アフィリエイトや投げ銭、執筆などさまざまな収入手段を活用して生活してきた経緯から「自営業者」として自己紹介するのが事実をフェアに伝えることではありませんか? (※phaさんは雇用=労働と考え、その労働を自ら降りているため、雇用準備のための教育を受けていない」というニートの定義に当てはまりません) 確かにその通りですね……。働かないためにニートをやっていたはずが、最近ではニートについてブログ書いたり原稿を書いたりする

    クラウドファンディングについて思うこと - phaの日記
  • 外国の町をふらふら歩くのが好きだ - phaの日記

    外国の町をふらふら歩くのが好きだ。大体旅行しても観光とかはあまりせずに泊まっている場所の近所をあてもなく歩いたり、近所の店で買い物をしたりご飯をべたり、歩き疲れたら家に帰ってインターネットをしたり、という感じで過ごしている。 動画1 繁華街で道に迷った 動画2 馬車ばっかり走ってるエリアに迷い込んだ 外国で市場とか繁華街とか人がいっぱいいてうるさくてたくさんの物が動いているような場所に行って、あたりに飛び交う言葉の意味が全部分かんなくて、にもかかわらず自分の心の中に浮かんでくる言葉は日語で、そのことがとても孤立したような気持ちいいような不思議な感じで、全身の毛穴がぶわーっと開いていくような開放感を感じる。

    外国の町をふらふら歩くのが好きだ - phaの日記
  • 1