自衛隊のイラク派遣の際の活動報告(日報)に「戦闘」と複数記載されていたことについて、小野寺五典防衛相は17日の参院外交防衛委員会で、イラク復興支援特別措置法に基づいて「自衛隊が活動した地域は非戦闘地域の要件を満たしていた」と述べた。自衛隊の活動地域を「非戦闘地域」とした根拠に変わりないとの考えを改めて示したものだ。民進党の牧山弘恵氏の質問に答えた。 日報は2004年1月20日~06年9月6日のうち435日分、計1万4929ページで、防衛省が16日に開示した。06年1月22日の日報では、陸上自衛隊が宿営地を置いていたサマワの治安情勢について「銃撃戦」に触れ、「英軍に武装勢力が射撃し、戦闘が拡大」との記述があった。 牧山氏はこの記述などを取り上げ、「政府が言う非戦闘地域の派遣とは食い違う。戦地、戦闘の生々しい記録があった」と指摘。イラク特措法に基づき自衛隊の活動地域を「非戦闘地域」とした政府の
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