5月下旬、携帯電話事業者大手3社が相次いで夏モデルを発表した。携帯電話の販売台数が伸び悩む中、NTTドコモは18機種、au(KDDI)は13機種(発表済みのiidaブランドと法人向け機種を含む)、ソフトバンクモバイルは19機種(通信モジュール内蔵パソコンとデジタルフォトフレームを含む)を発表し、例年以上に賑やかなラインナップとなった。 5月下旬に行われた2009年夏モデルの発表会。3社合わせて50機種の新モデルが発表された また、今シーズンは端末だけでなく新しい動画コンテンツや料金改定など、サービスに関する発表も多かった。市場が飽和していると言われるケータイ市場はどう動くのか? 今後の業界動向を展望する。 ドコモは、昨年冬から導入した新しい4シリーズで夏モデルを展開し、STYLEシリーズを6機種、PRIMEシリーズを6機種、SMARTシリーズを2機種、PROシリーズを3機種発表した。また、