第66回全国高校野球選手権福島県大会。創立されたばかりの緑山高校が優勝候補の神堂高校を破り、甲子園出場を決めた。エースピッチャー・二階堂の傍若無人さで波乱を巻き起こしつつ、緑山ナインは甲子園大会でも強豪校を次々と破り勝ち進んでいく。 福島県の男女共学の私立高。新設校であるため全員が1年生。打順はじゃんけんで決定されたものであるが、時々変更される。福島大会のチーム打率は2割以下。『意外性の緑山』と評されている。ブラスバンド部はあるがドレミの練習段階だったため、甲子園では手拍子の応援に。 二階堂定春(にかいどう さだはる) 声:千葉繁 背番号1。9番(時に1番)、投手。左投げ左打ち。1969年4月1日生まれ。身長198cm、体重110kg。 投げては200km/h近い速さの超剛速球を武器に相手のバットや腕をへし折りつつ三振の山を築き、打ってはバックスクリーンをぶち抜き遥か場外まで飛ばすほどの凄