太陽電池に関する材料や装置、セルモジュールなどの新技術、新製品が一堂に集まる「第6回 国際太陽電池展(PV EXPO 2013)」が2013年2月27日~3月1日、東京ビッグサイトで開催された。PV EXPO 2013は、8つの展示会で構成される「スマートエネルギーWeek 2013」の中核的な存在である。 変換効率向上とコストダウンの一方で…… 太陽電池は、光エネルギーを直接電力に変換することができるデバイス/装置である。光を吸収する層の材料などによっていくつかの種類に分類される。現在主流となっているのがシリコン(ケイ素)をベースとしたもので、単結晶や多結晶などの結晶系とアモルファス系がある。また、結晶シリコンとアモルファスシリコンを積層したハイブリッド型もある。こうした中で、変換効率の向上は永遠の開発テーマである。併せて、さらなるコストダウンも求められている。その一方で、従来の太陽電池
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