L-system入門(2013/11/26)の続き。 前回は、L-systemで有名なフラクタルを描きましたが、今回は植物を描いてみます。植物を描くためには前回導入した記号に加えて次の2つの記号を新たに導入します。 [ : 亀の状態(位置と向き)をスタックにプッシュ ] : 亀の状態をスタックからポップこの2つだけです。スタックからポップするときは、亀の位置が変わりますが、その間は線を引きません。NetLogoで書くと下のようなコードになります。ここで、(xcor, ycor)が亀の位置、headingが亀の向いている方向です。 ; タートルの状態をプッシュ if action = "[" [ let turtle-state (list xcor ycor heading) set stack lput turtle-state stack ] ; タートルの状態をポップ if acti